※本記事にはアフィリエイト広告を含みます。
※本記事は、2026年8月21日時点で確認できたKuCoin、CoinGecko、Kaiko、BOOK OF MEMEの公開情報などをもとに作成しています。
ーーー
2026年8月20日、ビットコイン(BTC)が急騰するなか、それを大きく上回る値動きを見せた暗号資産がありました。
Solana上で発行されているミームコイン「BOOK OF MEME(BOME)」です。
KuCoinが8月20日8時24分に公開した市場まとめでは、BTCが24時間で約8.8%上昇した一方、BOMEは約45.1%上昇しました。
Ethereum(ETH)は約18.5%、XRPやSolana(SOL)も二桁上昇となり、主要銘柄から小型の暗号資産まで幅広く買われる展開となりました。
「BTCが上がったのは分かるけど、なぜBOMEは45%も上がったの?」
「ミームコインは相場全体が上がると、BTCより大きく動きやすいの?」
「45%も上がったなら、今後も上がる?」
と気になる人もいるでしょう。
今回の値動きを見るうえで重要なのは、BOMEだけに45%上昇を説明できる大型材料があったと決めつけず、市場全体の反発やSolanaの上昇、ミームコインへの買いの広がりをあわせて見ることです。
ミームコインはBTCなどの大型暗号資産と比べ、市場規模や流動性が小さい銘柄も多く、投資家心理や短期間の資金流入によって価格が大きく動くことがあります。
この記事では、8月20日にBOMEが大きく上昇した背景と、相場上昇時にミームコインの値動きが大きくなりやすい理由を初心者向けに解説します。
※BOMEを含め、取扱銘柄は取引所によって異なります。利用前に最新の取扱状況をご確認ください。
8月20日はBTCだけでなくアルトコインも大きく上昇
まず、8月20日の仮想通貨市場で何が起きたのか確認してみましょう。
KuCoinが8月20日8時24分に公開した市場まとめでは、主な暗号資産の騰落率として次の数値が紹介されました。
| 暗号資産 | 8月20日に報告された24時間上昇率 |
|---|---|
| Bitcoin(BTC) | 約8.8% |
| Ethereum(ETH) | 約18.5% |
| Hyperliquid(HYPE) | 約23.7% |
| BOOK OF MEME(BOME) | 約45.1% |
| Dogecoin(DOGE) | 約7.7% |
この時点でBOMEは、KuCoinが掲載した上昇銘柄のなかで最も高い上昇率となっていました。
さらに同日午後に公開されたKuCoinの市場レポートでは、BTCが一時7万2,000ドルを突破し、SOLも24時間で二桁上昇となっています。
Solana系ではBOMEが46%超上昇したほか、USELESS、PNUT、TROLLなど複数のミームコインにも大きな値動きが見られました。
つまり8月20日は、「BOMEだけが突然上がった」というより、BTCや主要アルトコインからミームコインまで幅広い暗号資産が上昇した局面として見ることができます。
そもそもBOME(BOOK OF MEME)とは?
BOOK OF MEME(BOME)は、Solanaブロックチェーン上で発行されているミームコインです。
ミームアーティストとして知られるDarkFarms氏が関わる実験的なプロジェクトで、2024年に登場しました。
BOOK OF MEMEの公式公開ページでは、ミーム文化、分散型ストレージ、ミームコインを組み合わせ、変化し続けるインターネット上のミーム文化をデジタルで保存する構想が示されています。
BOMEはSolana上で発行され、BOOK OF MEMEの保存にはArweaveやIPFSなどを利用する仕組みが示されています。
一方、プロジェクトとしての構想があることと、BOMEの市場価格が安定することは別の話です。
BOMEはミームコインとして市場のセンチメントや投機的な売買の影響を受けやすく、短期間で価格が大きく変動する可能性があります。
なぜ相場上昇時にミームコインはさらに大きく動く?
BTCが約8.8%上昇するなか、なぜBOMEは約45.1%もの上昇となったのでしょうか。
暗号資産の価格は多数の市場参加者による売買で決まるため、価格変動の原因を一つに断定することはできません。
ただし、今回のような全面高の局面では、いくつかの要素が重なることでミームコインの値動きが大きくなる場合があります。
理由1:市場全体でリスクを取りやすい心理が強まる
仮想通貨市場が上昇すると、BTCだけでなくETHやSOLなどのアルトコイン、小型暗号資産にも買いが広がることがあります。
8月20日はBTCだけではなく、ETH、XRP、SOL、HYPE、BOMEなど幅広い銘柄が同時に上昇しました。
投資家が相場の先行きに強気になれば、BTCより値動きの大きな暗号資産を売買する動きが活発になることもあります。
ただし、「BTCで利益が出た資金が、そのままBOMEへ移った」と確認できたわけではありません。
今回は、仮想通貨市場全体でリスクを取る動きが強まり、小型暗号資産まで買いが広がった可能性があると考える方が適切です。
理由2:今回はSolana自体も大きく上昇した
BOMEを見るうえでもう一つ重要なのが、Solana(SOL)の値動きです。
BOMEはSolana上で発行されています。
8月20日はSOLも二桁上昇となり、同じSolanaエコシステムではBOME以外のミームコインにも大きな値動きが見られました。
そのため、今回のBOME上昇はBOMEだけの出来事ではなく、Solanaを含む市場全体でリスクを取る動きが強まった局面の一部として見ることができます。
もちろん、同じブロックチェーン上にある暗号資産が必ず同じ方向へ動くわけではありません。
理由3:流動性が小さい銘柄は価格が大きく動く場合がある
ここは、ミームコインの値動きを理解するうえで重要なポイントです。
BTCは世界中の多くの取引所で大量に売買されており、取引所の注文板にも多くの売買注文があります。
一方、小型アルトコインやミームコインでは、BTCほど注文板が厚くない場合があります。
たとえば売り注文が少ない状態で買い注文が急増すると、現在の価格付近に並んでいる売り注文が次々と成立し、さらに高い価格の売り注文まで買われることで、短期間に価格が大きく上昇することがあります。
反対に、売りが集中した場合には同じ仕組みで価格が急落する可能性もあります。
CoinGeckoは、暗号資産市場の流動性について、売買のしやすさだけでなく、ボラティリティやスリッページにも影響する重要な要素だと説明しています。
重要なのは、「時価総額が小さいから必ず急騰する」ということではなく、実際の注文板や取引量を含めて、どの程度の流動性があるかです。
理由4:ミームコインは話題や投機的な需要の影響を受けやすい
一般的な株式では、企業の利益や配当、財務状況などが投資判断の材料になります。
一方、ミームコインではインターネット上の話題、コミュニティ、市場テーマなどが短期的な価格へ大きく影響することがあります。
CoinGeckoの2025年年間レポートでは、ミーム関連カテゴリーは世界の暗号資産投資家の関心の約19.2%を占めました。
そのうち「Solana Meme Coins」は単独で4.4%を占め、2025年の主要な暗号資産テーマの一つとして集計されています。
相場全体が上昇していると、「BTCが上がっている」「SOLも上がっている」「次は値動きの大きい銘柄が買われるのでは?」といった期待が広がり、ミームコインへ短期間で買いが集まる場合があります。
ミームコインでは、プロジェクト固有の発表だけではなく、「市場で今どのテーマが注目されているか」も値動きに影響することがあります。
理由5:先物の清算が値動きを増幅することもある
暗号資産市場では、現物取引だけでなく先物などのデリバティブ取引も活発です。
たとえば価格下落を予想したショートポジションが多い状態で価格が急上昇すると、損失が拡大したポジションが強制清算されることがあります。
ショートポジションの清算では買い戻しが発生するため、価格上昇がさらに加速する場合があります。
Kaikoは過去の分析で、BOMEを含む小型ミームトークンについて、流動性が改善している一方で高いボラティリティが続いていると指摘しています。
また、ミームトークンでは価格形成におけるデリバティブ市場の影響が比較的大きく、連鎖的な清算が値動きを増幅する場合があると分析しています。
ただし、今回のBOME約45.1%上昇のうち、どの程度がショート清算によるものだったのかは確認できていません。
先物清算は、今回の急騰を断定的に説明する材料ではなく、ミームコインの価格変動を大きくする可能性がある仕組みの一つとして考えておきましょう。
BOME単独で急騰を説明できる大型発表は確認できた?
約45%という数字を見ると、「BOMEに何か大きな発表があったのでは?」と考える人もいるでしょう。
8月21日時点で主要な公開情報を確認した範囲では、8月20日の約45%上昇を単独で説明できるようなBOME固有の大型発表は確認できませんでした。
一方で、同日はBTC、ETH、XRP、SOLなど幅広い暗号資産が上昇しています。
さらに同じSolana系でも複数のミームコインが大きく上昇しました。
そのため今回のBOME急騰は、「仮想通貨市場全体の反発」「Solanaの上昇」「ミームコインへの買いの広がり」といった複数の要素をあわせて見る方が分かりやすいでしょう。
ただし、暗号資産価格は多数の市場参加者による売買で決まります。
公開情報で確認できない売買要因もあるため、「これが原因」と一つの材料だけに結びつけることには注意が必要です。
「BTCより上がった=BOMEの方が優れている」ではない
8月20日にKuCoinが報告した数値では、BTCが約8.8%上昇したのに対し、BOMEは約45.1%上昇しました。
数字だけを見ると、BOMEの方が圧倒的に強く見えるでしょう。
しかし、値動きの大きさと、暗号資産としての安全性や将来性は別のものです。
短期間で45%上昇するほど値動きが大きい銘柄は、市場環境が変われば反対方向にも大きく動く可能性があります。
上昇率がBTCより高かったからといって、BOMEの方が安全性や将来性でBTCを上回ったことを意味するわけではありません。
特にミームコインは市場の関心や投機的な売買の影響を受けやすいため、急騰後の値動きにも注意が必要です。
急騰ランキングは「上昇率」だけで見ない
仮想通貨の急騰ランキングを見ると、「24時間で+40%」「1週間で+100%」といった数字に目が向きがちです。
しかし、上昇率だけを見ていると、その価格変動がなぜ起きたのかを見落としてしまいます。
急騰した暗号資産を見る場合は、次のような点も確認してみましょう。
- プロジェクト固有の発表や材料があったのか
- BTCやETHなど市場全体も上昇しているのか
- 同じカテゴリーやブロックチェーンの銘柄も上昇しているのか
- 取引量が増えているのか
- 注文板を含めて十分な流動性があるのか
- すでに短期間で大幅上昇していないか
今回のBOMEであれば、BOMEが45%上昇したという数字だけではなく、BTCも急騰し、ETHやSOLも二桁上昇したこと、さらにほかのSolana系ミームコインにも買いが広がったことまで確認すると、相場全体の状況が見えやすくなります。
急騰ランキングは「これから買う銘柄一覧」として見るのではなく、「いま市場のどこで大きな値動きが起きているのか」を確認する材料として使う方法があります。
BOME45%高は「市場のリスク選好」を見る材料にも
今回のBOME上昇で注目したいのは、単に一つのミームコインが大きく上がったことだけではありません。
8月20日はBTCだけではなく、ETHやSOL、HYPE、小型暗号資産まで幅広く上昇しました。
これは、市場参加者がそれまでよりも値動きの大きな資産を買いやすい心理状態になった可能性を示す材料の一つとして考えられます。
BTCだけが上昇している相場と、BOMEのようなミームコインまで40%以上上昇する相場では、市場参加者のリスクの取り方が異なっている可能性があります。
一方で、「ミームコインまで上がった=仮想通貨の冬は終わった」とは限りません。
短期間の買い戻しや、下落していた暗号資産の反発だけで終わる可能性もあります。
市場が本当に弱気相場から抜け出したのかを見るには、BTCが上昇後の価格帯を維持できるか、数日だけの急騰で終わらないか、取引量や資金流入が続くか、主要アルトコインにも継続的な買いが入るかといった、その後の動きを確認する必要があります。
BOMEの急騰後に注意したいこと
8月20日のような全面高では、「もっと上がるかもしれない」という期待から、すでに大きく上昇した銘柄を追いかけたくなることがあります。
しかし、40%以上上昇したあとにさらに上昇する場合もあれば、利益確定売りなどによって大きく下落する場合もあります。
「45%上がったから買う」のではなく、「なぜ45%上がったのか」「その背景が今後も続くのか」を確認することが重要です。
また、暗号資産を取引する場合は価格変動だけでなく、利用するサービスの安全性、ウォレット管理、誤送金、詐欺などにも注意してください。
BTCなどの暗号資産を取引するなら国内取引所を比較
国内の暗号資産取引所は、取扱銘柄だけでなく、販売所・取引所の対応状況、売買方法、各種手数料、積立、入出庫、アプリの操作性などが異なります。
BOMEのような海外で取引される銘柄が、国内取引所ですべて取り扱われているわけではありません。
特定の銘柄だけで取引所を選ぶのではなく、BTCなど自分が実際に売買したい銘柄や、利用したいサービスに対応しているかを比較して選びましょう。
SBI VCトレード
SBIグループ運営|取扱銘柄や各種サービスを比較したい人向け
SBI VCトレードは、SBIグループが運営する国内暗号資産取引所です。
BTCを含む複数の暗号資産を取り扱っており、現物取引や積立、暗号資産の入出庫などに対応しています。
取扱銘柄や売買方法、各種サービスを確認したうえで、自分の利用方法に合っているか比較してみましょう。
Coincheck(コインチェック)
スマートフォンで暗号資産を購入・管理したい人向け
Coincheckは、スマートフォンアプリから暗号資産を購入・管理できる国内取引所です。
利用する場合は、取扱銘柄、販売所と取引所の違い、売買時に発生するコスト、暗号資産の送金条件なども確認しましょう。
初心者の場合は、実際に利用するアプリの操作性も比較材料の一つになります。
bitbank(ビットバンク)
取引所形式で複数の暗号資産を比較したい人向け
bitbankは、BTCをはじめ複数の暗号資産を取り扱う国内取引所です。
取引方法や売買手数料、注文方法、暗号資産の入出庫条件などを確認し、自分が利用したい取引方法に対応しているか比較しましょう。
頻繁に売買する場合と長期間保有する場合でも、重視したいサービス内容は異なります。
OKJ
取扱銘柄や暗号資産の入出庫サービスを比較したい人向け
OKJは、BTCをはじめ複数の暗号資産を取り扱う国内取引所です。
取扱銘柄の数だけでなく、売買サービス、注文方法、最低注文金額、暗号資産の入出庫条件なども確認しましょう。
自分が暗号資産をどのように売買・管理したいのかを基準に比較することが大切です。
bitFlyer(ビットフライヤー)
BTCを中心に国内取引所を比較したい人向け
bitFlyerは、国内で長くサービスを提供している暗号資産取引所の一つです。
BTCの売買方法や積立サービス、暗号資産の送付条件、各種手数料などを確認したうえで利用を判断しましょう。
どの取引所にも特徴があるため、一つだけを見て決めるのではなく、取扱銘柄や売買方法、手数料、サービス内容などを比較して選びましょう。
自分に合う国内仮想通貨取引所を30秒で診断
国内取引所は、売買方法、取扱銘柄、各種手数料、最低注文金額、積立や運用サービスなどが異なります。
「取引所が多くて、どこを選べばいいか分からない」という場合は、自分が暗号資産をどのように購入・保有したいのかを整理したうえで比較してみましょう。
CoinChoiceでは、利用目的から自分に合う取引所の候補を確認できる診断も用意しています。

まとめ:BOME45%高から「ミームコインが動く仕組み」を見る
8月20日の仮想通貨市場では、BTCやETH、SOLなど幅広い暗号資産が大きく上昇しました。
そのなかでもBOMEは、KuCoinが8月20日朝に公開したデータで約45.1%上昇し、同記事に掲載された上昇銘柄のトップとなりました。
今回のBOME上昇では、BTCを含む市場全体が上昇し、SOLも二桁高となるなか、複数のSolana系ミームコインにも買いが広がっています。
また、ミームコインは流動性や市場テーマ、投機的な需要の影響を受けやすく、デリバティブ市場での清算が値動きを増幅する場合もあります。
今回のBOME45%高は、「BOMEだけに突然大きな価値が生まれた」と見るより、仮想通貨市場全体の反発が値動きの大きなミームコインにまで広がった局面として見る方が分かりやすいでしょう。
一方、値動きが大きい銘柄ほど、下落するときの変動も大きくなる可能性があります。
急騰ランキングを見る場合は、上昇率だけではなく、市場全体の動き、個別材料、取引量、流動性などもあわせて確認することが重要です。
出典・参考
- KuCoin「ETHが18.5%上昇し、XRPとSOLが二桁の利益を記録したことで、暗号資産市場が回復」
- KuCoin「8月20日 Crypto Evening Report」
- CoinGecko「Crypto Liquidity on CEXes 2025」
- CoinGecko「2025 Annual Crypto Industry Report」
- Kaiko「Bitcoin’s Dwindling Volatility Signals Maturity」
- BOOK OF MEME公式公開ページ
※暗号資産の価格や騰落率、取引量などは常に変動します。本記事で掲載している数値は各情報元が確認した時点のものです。
※ミームコインを含む暗号資産は、短期間で価格が大きく上昇・下落する場合があります。取引を行う場合は、各サービスの最新情報やリスクを確認したうえで判断してください。
The post BTC急騰の裏でBOMEは45%高。なぜミームコインは相場上昇時に大きく動く? first appeared on CoinChoice(コインチョイス).







コメント