
Grayscale Zcash TrustのS-3第4修正書提出
暗号資産(仮想通貨)運用会社グレースケール(Grayscale)が、ジーキャッシュ(Zcash)のネイティブトークンZECの投資信託をETF(上場投資信託)化する登録届出書「フォームS-3(Form S-3)」の第4修正書を、米SEC(証券取引委員会)へ8月18日付で提出した。
同信託の名称は「Grayscale Zcash Trust(ZEC)」だ。グレースケールは同信託をETFへ転換し、ティッカーシンボルZCSHで米NYSEアーカ(NYSE Arca)へ上場することを目指している。
第4修正書では、同信託のスポンサーが、暗号資産分野の企業グループで、グレースケールを傘下に持つデジタル・カレンシー・グループ(Digital Currency Group:DCG)の間接完全子会社、DCGインターナショナル・インベストメンツ(DCG International Investments)と、登録届出書の効力発生後に同社が指定参加者またはその指定者を通じて、約20万ZECと引き換えに同信託の株式を取得する案について協議中であることも明らかにされた。なお、協議は拘束力のある契約や購入確約ではなく、取得株式数が増減するほか、取得自体が行われない可能性もある。
またスポンサーは、登録届出書の効力発生後12カ月間に同信託から受け取るスポンサー報酬の100%を、同信託およびZcashネットワークを支援するマーケティング活動に使用する意向を示した。この取り組みは自主的なもので、スポンサーの裁量により変更または中止される可能性がある。
同信託は、登録届出書の効力発生とNYSEアーカへの上場にあわせて名称を変更する方針だ。ただし第4修正書では、変更後の名称にあたる部分が空欄となっている。なお7月31日付の第3修正書では、「Grayscale Zcash ETF」への変更方針が明記されていた。
同信託のスポンサーは、グレースケール・インベストメンツ・スポンサーズ(Grayscale Investments Sponsors)が務めている。
また第4修正書によると、バンク・オブ・ニューヨーク・メロン(The Bank of New York Mellon)が名義書換代理人と管理会社を務め、コインベース・カストディ(Coinbase Custody Trust)がZECのカストディアンを務める。
Grayscale Zcash Trustは、ZECを保有するパッシブ型の投資商品だ。1株当たりの価値が、インデックス価格を基準に算定した信託保有ZECの価値から、信託の費用やその他の負債を差し引いた価値を反映することを投資目的としている。
同信託の株式は現在、ティッカーシンボルZCSHでOTCマーケッツグループ(OTC Markets Group)運営のOTCQXで取引されている。
参考:SEC
画像:PIXTA
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参照元:ニュース – あたらしい経済


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