ギャラクシー、法人・機関向けオンチェーン運用サービス「Galaxy Curator」を提供開始。モルフォ上に構築

遊休ステーブルコインの運用需要を取り込む

暗号資産金融サービス企業ギャラクシー・デジタル(Galaxy Digital)が、法人・機関向けオンチェーン運用サービス「ギャラクシー・キュレーター(Galaxy Curator)」の提供開始を7月16日に発表した。

同サービスは、オンチェーンで暗号資産の貸し借りができるレンディングプロトコル「モルフォ(Morpho)」上に構築されている。また、機関向けデジタル資産プラットフォーム「ファイアブロックス(Fireblocks)」が提供するオンチェーンレンディングへのアクセス機能「ファイアブロックス・アーン(Fireblocks Earn)」から利用できる。

同サービスでは、決済や資金運用までの待機期間などに遊休状態となりやすい機関投資家のステーブルコインを、既存の運用環境を維持したままオンチェーンで運用できるようになるとのこと。ギャラクシーは、こうした資金を大規模に活用するためのインフラが、これまで整っていなかったと説明している。

ギャラクシー・キュレーターでは、ギャラクシーがボールトの運用戦略や担保基準、エクスポージャー上限の設定、市場のモニタリングなどを担い、モルフォがレンディング基盤を提供する。ファイアブロックスの2,400社超の機関顧客は、ファイアブロックス・アーンを通じて同サービスを利用できる。そのため、新たな分散型金融(DeFi)向けインフラを構築することなく同サービスを利用できるとのことだ。また資産はプロトコル上で保有され、利用者が資産のコントロールを第三者へ委任する必要もないという。

同サービスでは、「ボールト」と呼ばれる運用戦略を実装する仕組みを通じて資産を運用する。ギャラクシーは、自社の融資およびOTCトレーディング事業で培った機関向けのリスク管理の枠組みを同サービスにも適用する。ギャラクシーによると同サービスは、2026年第1四半期の平均14億ドル(約2,275億円)の融資残高や、5つのカストディアンとの統合を通じた30億ドル(約4,875億円)超のステーキング資産など、同社の幅広い機関向け事業基盤を活用するという。

ギャラクシーは、優良資産のみを担保とする市場にステーブルコインを配分し、元本保全を重視する「クオリティ・ボールト(Quality Vault)」と、リキッドリステーキングトークンやペンドル(Pendle)のプリンシパルトークン、エセナ(Ethena)関連商品なども対象とし、より高い利回りを目指す「エンハンスト・ボールト(Enhanced Vault)」という、2種類のボールト構成を提供する。

なおギャラクシーは、両ボールトには市場リスクやスマートコントラクトリスク、流動性リスクなどが存在すると説明している。利用者は、各ボールトの特性や関連するリスクを理解したうえで利用する必要があるとのことだ。

参考:ギャラクシー
画像:PIXTA

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参照元:ニュース – あたらしい経済

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