英FCA、無認可暗号資産企業とのスポンサー契約でサッカークラブに警告

英FCAが無認可暗号資産企業との契約でサッカークラブに警告

英金融規制当局が、プレミアリーグを含むサッカークラブに対し、無認可の暗号資産(仮想通貨)関連企業や取引プラットフォームとのスポンサー契約が、法的責任やマネーロンダリング、評判の毀損につながる可能性があると警告した。

英金融行為規制機構(FCA)は6月3日、無認可企業が英国での営業を認められていないにもかかわらず、知名度の高いスポンサー契約を通じてサッカーファンをターゲットにしている場合、英国の金融プロモーション規則に違反している可能性があると述べた。

市場監督当局であるFCAは、プレミアリーグのクラブなどに書簡を送り、既存の提携関係について懸念を示すとともに、確認体制を強化するよう促した。

FCAの消費者投資担当ディレクターであるルーシー・キャッスルディン(Lucy Castledine)氏は、「何百万人ものサッカーファンが、クラブのエンブレムを信頼している。クラブは、無認可の金融企業がその忠誠心を利用し、何百万人ものファンの前に怪しい可能性のある商品を提示することを許すべきではない」と述べた。

FCAは、懸念を確認したクラブにはすでに連絡しており、必要に応じて措置を講じるとした。また、規制対象外の企業を利用するファンは、資金をすべて失うリスクがあり、規制上の保護を受けられない可能性が高いと付け加えた。

英スポーツ相のステファニー・ピーコック(Stephanie Peacock)氏は、スポンサー収入は業界にとって不可欠だとしつつも、ファンは「自分たちのクラブと関係する企業が責任を持ち、説明責任を果たし、安全に利用できる企業であることを知る権利がある」と述べた。

スポンサー契約や商業契約は、クラブにとって重要な収入源であり、放映権収入を上回る主要収入源となっている。デロイト(Deloitte)によると、マンチェスター・シティ(Manchester City)は2025年に4億800万ユーロ(約756億8,000万円)の収入をスポンサー契約などから得ており、放映権収入の3億3,200万ユーロ(約615億8,000万円)を上回った。

※この記事は「あたらしい経済」がロイターからライセンスを受けて編集加筆したものです。
Soccer-UK regulator warns Premier League clubs over crypto sponsor deals
(Reporting by Sam Tabahriti; Editing by Hugh Lawson)
翻訳:大津賀新也(あたらしい経済)
画像:Reuters

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参照元:ニュース – あたらしい経済

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