DTCC、子会社DTCのトークン化資産を来年前半にステラ上で利用可能に

DTCのトークン化資産がStellar上で利用可能へ

米証券市場の決済・保管インフラを担うDTCCが、子会社DTCの保管資産をトークン化し、パブリックブロックチェーン「ステラ(Stellar)」上で利用可能にする計画を進めている。DTCCと、ステラ支援の非営利組織ステラ開発財団(Stellar Development Foundation:SDF)が5月27日に発表した。

DTCCとSDFによると、DTCでトークン化された資産は2027年前半にステラ上で利用できる予定だという。なおDTCCは、DTCのトークン化サービスについて、2026年7月に初期の限定的な本番取引を行い、同年10月にサービスを開始する計画だ。

DTCC(Depository Trust & Clearing Corporation)は、米国の株式や債券などの証券取引において、清算・決済・保管といったポストトレード業務を担う金融市場インフラだ。子会社のDTC(Depository Trust Company)は、米証券市場の中央証券保管機関(CSD)として、現在114兆ドル(約1.82京円)を超える資産を保管している。

DTCは2025年12月、DTC保管のRWA(現実資産)をトークン化する新サービスについて、米SEC(証券取引委員会)取引市場局スタッフからノーアクションレターを受領した。

DTCCはステラとの統合により、伝統的資産をトークン化形式へ変換することに加え、関連するコーポレートアクションや報告を含む資産ライフサイクル全体を支援するという。またDTCでトークン化された資産は、従来の形で保有される証券と同じ投資家保護、エンタイトルメント、セーフガードを備えるという。

DTCCとSDFは今後、トークン化の対象となり得る資産クラスについて、具体的なユースケースを共同で検討するという。検討対象の例には、ラッセル1000(Russell 1000)構成銘柄、主要指数に連動するETF(上場投資信託)、米国財務省短期証券・長期債・中期債(U.S. Treasury bills, bonds and notes)など、流動性の高い資産が含まれるとのことだ。

参考:DTCC・SDF
画像:PIXTA

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参照元:ニュース – あたらしい経済

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