
この記事の要点
- Lookonchainが2クジラのLINK・DOGE同時ロングを確認
- 追加指値全約定で建玉は最大1,300万ドル規模に拡大の見通し
2クジラがLINK・DOGEを大型ロング
オンチェーン分析企業Lookonchainは2026年5月26日、2つのクジラ(大口投資家)のウォレットがチェーンリンク(LINK)とドージコイン(DOGE)のロングポジション(買い建玉)を同時に開設したことを明らかにしました。
両ウォレットはすでに合計約428万ドル(約6.8億円)のロングを保有しており、現在価格を下回る水準には追加の買い注文も並べられています。
設定済みの指値まで全て約定した場合、LINKとDOGEを合わせた建玉は最大で約1,300万ドル(約20.5億円)規模まで拡大する見通しとなっています。
Whales are going long on $LINK and $DOGE!
0x3109 has already opened longs on 27.38M $DOGE($2.75M) and 162,670 $LINK($1.53M).
He also placed limit orders to buy more longs: 33.46M $DOGE($3.31M) and 515,120 $LINK($4.73M).
0x5687 has already opened longs on 10.21M $DOGE($1.03M)… pic.twitter.com/dvevgg77C1
— Lookonchain (@lookonchain) May 26, 2026
クジラがチェーンリンク「LINK」とドージコイン「DOGE」のロングポジションを拡大しています。(後略)
今回ロング対象となったLINKとDOGEは、RWA(現実資産)トークン化分野で需要拡大が続くオラクル基盤銘柄と、ミームコイン由来でリテール資金が流入しやすい銘柄で構成されており、機関投資家テーマと個人投資家主導テーマの双方を意識したポジション構築が進められています。
2026年5月の仮想通貨(暗号資産)市場ではビットコイン現物ETFから資金流出が続く一方、アルトコインへ大型レバレッジ資金を投下するウォレットも現れており、オンチェーン上では資金循環の変化も観測されています。
BTC急落直後に約33億円ロング
追加指値の積み増しで1,300万ドル規模が視野
ウォレット別に見る建玉と指値の規模
1つ目のウォレット「0x3109」は、2,738万DOGE(275万ドル/4.4億円相当)と16万2,670 LINK(153万ドル/2.4億円相当)のロングをすでに開設しており、合計で約428万ドルの建玉を保有しています。
さらに同ウォレットは、3,346万DOGE(331万ドル/5.3億円相当)と51万5,120 LINK(473万ドル7.5億円相当)の追加指値を現在価格より低い水準に設定しており、未約定分だけでも約804万ドル(約12.8億円)規模に達しています。
もう1つのウォレット「0x5687」も、1,021万DOGE(103万ドル/1.6億円相当)と10万8,430 LINK(102万ドル1.6億円相当)のロングを別途開設しており、DOGEとLINKを組み合わせた同様のポジション構成を取っています。
こちらも現在価格を下回る水準に、1,466万DOGE(145万ドル/2.3億円相当)と33万6,280 LINK(309万ドル/4.9億円相当)の追加指値を出しており、全て約定すれば約454万ドル(約7.2億円)の建玉が新たに積み上がる計算となります。
| ウォレット | 既開設ロング | 追加指値(未約定) |
|---|---|---|
| 0x3109 | DOGE 2,738万+LINK 16万2,670 計約428万ドル |
DOGE 3,346万+LINK 51万5,120 計約804万ドル |
| 0x5687 | DOGE 1,021万+LINK 10万8,430 計約205万ドル |
DOGE 1,466万+LINK 33万6,280 計約454万ドル |
いずれのウォレットも現在価格を下回る水準に大口の追加指値を並べており、短期的な反発だけでなく、下落局面でさらに建玉を積み増す想定でポジションを構築している可能性があります。
RWAとミーム、二極の需要を両建て
LINKは、トークン化資産の価格データや決済情報をオンチェーンへ接続するオラクル基盤として利用が拡大しており、RWAトークン化市場の成長とともに機関投資家からの関心も高まっています。
一方DOGEは、ミームコイン由来のPoW(プルーフ・オブ・ワーク)型銘柄として知られており、大規模なリテール層に加え、著名人による言及などを背景に投機資金が流入しやすい銘柄として認識されています。
RWA関連資金が流入しやすいLINKと、個人投資家の短期資金が集まりやすいDOGEへ同時に大口資金を配分する構成にも、市場では関心が集まっています。
クジラが示唆するXRP需給環境の変化
LINK・DOGE軟調、大型ロングに潜む清算リスク
記事執筆時点でLINKは9.44ドル付近、DOGEは0.10ドル付近で推移しており、両銘柄とも前日比でマイナス圏となるなど、目先の下落基調が続く展開となっています。
2026年5月の仮想通貨市場ではビットコイン現物ETFから資金流出が続く一方、機関投資家の資金がアルトコインへ部分的に回転する場面も確認されており、銘柄ごとに値動きが分かれる地合いが続いています。
こうした環境下で大型レバレッジロングが積み上がる局面では、短期的な価格反発を誘発するケースがある一方、市場環境が悪化した場合には清算(ロスカット)の連鎖によって下落圧力が急速に強まる可能性もあります。
今後は追加指値の約定状況やLINK・DOGE双方の価格推移、アルトコインへの資金流入が継続するかをめぐり、オンチェーン上の建玉変化に注目が集まっています。
※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=159.19 円)
LINK・DOGE関連の注目記事はこちら
Source:Lookonchain X投稿
サムネイル:AIによる生成画像







コメント