ブラックロック、「ステーブルコイン準備資産を利用想定したMMF」を米SECに登録届け出

BlackRockがステーブルコイン準備資産MMFの登録を届け出

米資産運用大手ブラックロック(BlackRock)が、ステーブルコイン発行体の準備資産運用を想定した政府証券型MMFに関する登録届出書「フォームN-1A(Form N-1A)」を、米SEC(証券取引委員会)に5月8日付で提出した。

同MMF(マネーマーケットファンド)の名称は、「BlackRock Daily Reinvestment Stablecoin Reserve Vehicle」とのこと。

同ファンドでは、オンチェーン上で記録される持分クラス「オンチェーンシェアーズ(OnChain Shares)」が設けられる予定だ。このオンチェーンシェアーズが、米国のステーブルコイン規制法「ジーニアス法(GENIUS Act)」上の支払いステーブルコイン発行体向け「適格準備資産」となるよう運用する方針だという。

オンチェーンシェアーズの所有記録は、RWA(現実資産)トークン化プラットフォームのセキュリタイズ(Securitize)がトランスファーエージェント(名義書換代理人)として管理する予定とのこと。

この管理には、複数のパブリックブロックチェーンと接続する許可制システムが利用される予定だ。なお提出書類では、オンチェーンシェアーズに利用する予定のブロックチェーン名は記載されていない。

また同ファンドは、総資産の100%を現金、満期93日以内の米国短期国債・米国債務証券、米国債で担保された翌日物のレポ取引(現金担保付債券貸借取引)などに投資する方針だ。なお、同ファンドはデジタル資産や暗号資産(仮想通貨)には投資しないという。

なおブラックロックは今回の登録届出書を提出した同日、米国債関連商品を主な投資対象とする流動性ファンド「BlackRock Select Treasury Based Liquidity Fund」の登録届出書「フォームN-1A」もSECに提出している。

同ファンドの提出書類によると、同ファンドの持分はERC-20トークンとして発行され、イーサリアム(Ethereum)上で認証・記録されるという。同ファンドのトランスファーエージェントは、BNYメロン(BNY Mellon)が務める予定だ。

参考:SEC1SEC2
画像:PIXTA

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参照元:ニュース – あたらしい経済

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