テザーの金連動トークン「XAUT」、BNBチェーンで稼働開始

XAUTがBNBチェーンで発行開始

金連動トークン「テザーゴールド(XAUT)」が、レイヤー1ブロックチェーン「BNBチェーン(BNB Chain)」上で稼働開始した。大手ステーブルコイン発行企業テザー(Tether Operations)が3月26日に発表した。

XAUTは、1トークンが実物の金1トロイオンスの価値に裏付けられているデジタル資産だ。イーサリアム(Ethereum)上のERC-20トークン提供され、オンチェーン上で金の価値を表現・移転する手段として利用されている。発行主体はTGコモディティーズ(TG Commodities)。ちなみにテザーからの2月17日時点での公開情報によると、XAUTはトロン(TRON)上のTRC-20トークンとして発行されているはずだが、現行の公式ページには案内がなく、コントラクトの記載も確認できない。

発表によるとBNBチェーン上のXAUTは、USDTのチェーン間移動を集約・統一するための流動性ネットワーク「USDT0」と統合したとのこと。USDT0は、オムニチェーンプロトコル「レイヤーゼロ(LayerZero)」のトークン規格である「オムニチェーンファンジブルトークン(Omnichain Fungible Token:OFT)標準」を用いて、イーサリアム(Ethereum)上で原資産をロックし、対応先チェーンでトークンをミントする「ロック&ミント型」のクロスチェーン基盤だ。なおイーサリアム以外の対応チェーン間の転送フローは「バーン&ミント」方式をとる。これらの仕組みにより同ネットワーク上では、USDTの流動性をUSDT0エコシステムへ取り込み、宛先チェーンで「USDT0」として受け取れる仕組みを提供している。

なお同ネットワークには、XAUTに1:1で裏付けられたステーブルコイン「XAUT0」も存在している。USDT0との統合によりBNBチェーン上のXAUTは、12チェーン以上に対応するXAUT0の流動性へのアクセスが可能となる。

XAUT0のトランスファーサイトを確認すると、同サイト上でBNBチェーン上のXAUTはイーサリアム上のXAUTへの転送のみ可能となっている。トロン上のXAUT転送は無く、XAUT0に対応する複数のチェーンへの転送は近日対応となっている。

なお大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)は3月26日、現物取引でのXAUTの取り扱い予定を発表した。取り扱い開始は同日13:30(日本時間同日22:00)。対応ネットワークはイーサリアムおよびBNBチェーンとなる。

参考:テザーバイナンス
画像:PIXTA

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参照元:ニュース – あたらしい経済

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