ムーンペイ、AIエージェント向け共通ウォレット規格「OWS」公開

MoonPayがAIエージェント向け共通ウォレット規格公開

暗号資産(仮想通貨)決済プロバイダーのムーンペイ(MoonPay)が、AIエージェント向け共通ウォレット規格「オープンウォレットスタンダード(Open Wallet Standard:OWS)」を公開したと3月23日に発表した。

OWSは、ムーンペイが2月24日に発表したAIエージェント向けノンカストディアル(自己管理)型ソフトウェア基盤「ムーンペイエージェンツ(MoonPay Agents)」のウォレット基盤を、複数チェーンと複数ランタイムに対応する形へ汎用化し、オープンソースとして公開したものだ。

OWSは、AIエージェントや開発者向けツールが、複数主要チェーンで鍵の保管、ウォレット管理、トランザクション署名を単一の方式で扱えるローカルファーストのオープン標準として設計されているとのこと。

OWSの仕様はストレージ形式、署名インターフェース、ポリシーエンジン、エージェント向けアクセス層、鍵の分離、ウォレットのライフサイクル、対応チェーンといった7つのモジュールで構成されているとのこと。

また、OWSは復元フレーズの標準規格BIP-39に基づく単一のシードフレーズから、EVM(イーサリアム仮想マシン)、ソラナ(Solana)、ビットコイン(Bitcoin)、トロン(Tron)、トン(TON)、コスモス(Cosmos)など、対応する各チェーン向けのアカウントを生成できるという。

さらに、OWSはx402やMPPなどの外部プロトコルから共通に呼び出せるウォレット基盤とされている。そのためOWSは決済プロトコルそのものではなく、それらの下層で動くウォレット層だと説明されている。

なおOWSは、ペイパル(PayPal)、OKX、リップル(Ripple)、トロン、TON財団(TON Foundation)、ソラナ財団(Solana Foundation)、イーサリアム財団(Ethereum Foundation)、ベース(Base)、ポリゴン(Polygon)、スイ(Sui)、ファイルコイン財団(Filecoin Foundation)、レイヤーゼロ(LayerZero)、アービトラム(Arbitrum)、サークル(Circle)など15超の組織の協力を得て公開されたとのこと。複数の参加組織がOWSの採用を進めているという。 

参考:ムーンペイ
画像:PIXTA

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参照元:ニュース – あたらしい経済

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