ソラナ財団プレジデント、「ブロックチェーン上のゲームは戻ってこない」と言及

ソラナ財団リウが「ブロックチェーン上のゲームは戻ってこない」と言及

ソラナ財団(Solana Foundation)のプレジデントであるリリー・リウ(Lily Liu)氏が、「ブロックチェーン上のゲームは戻ってこない」との見解を3月20日に自身のXアカウントで示した。

この発言は、ポリマーケット(Polymarket)がMetaの「メタバース終了」を伝えたX投稿に反応する形で示された。

ソラナはこれまで高速処理と低コストを特徴とするブロックチェーンとして、ゲームなどの分野での活用も期待されてきた経緯がある。一方でリウ氏は、これまでのユースケースの一つとして語られてきたゲーム分野について、「ゲームのような領域を巡る寄り道は、完全に終わった」との認識を示した。

また同氏は、2月5日の自身のXアカウントでの投稿でも、ブロックチェーンの本質について「これまでも常に、そして今後もずっと金融のための技術であり、その中核的な目的は金融化にある」と説明している。

この投稿で同氏は、「読む・書き込む・所有する(read write own)」やweb3のコンセプトについて、「ブロックチェーンに何かを載せればよいというほど単純ではなく、新しい市場を作る必要がある」と指摘した。こうした語りは、民間ベンチャーキャピタルの資金を不要なインフラに投じる理由付けとして機能してきた側面があるとも述べている。

そのうえで同氏は、ブロックチェーンの本質について「インターネット上のあらゆる人に開かれた金融レール」であると位置付けた。

また同氏は、オープンファイナンスにより、世界のどこでも資本形成が可能となり、イノベーションや経済的自由、個人の主体性の拡大につながるとの見方を示した。あわせて、ブロックチェーン設計においては「流動性の統一を守ることが、実質的に他の何よりも重要だ」と述べている。

リウ氏の発言に対しては、ソラナエコシステム内からも反応が上がっている。3月21日にソラナ財団でチーフプロダクトオフィサー(CPO)などを務めるヴィブー・ノービー(Vibhu Norby)氏は、自身のXアカウントで「ソラナ財団リウ氏の発言を支持しない」としたうえで、「その発言は事実として正しい側面がある一方で、ゲームエコシステムに回復不可能な損害を与えた」と投稿した。同氏はこの投稿で「罰としてリリー氏にソラナ上のすべてのゲームをプレイさせるべきだ」とも述べている。ただしこの投稿には、同氏の一連の発言が冗談であると捉えられるリプライが投稿されている。

なおノービー氏の発言を受けたものかは不明だが、リウ氏のXアカウントのプロフィールにも変化が見られている。同氏のプロフィールには「ゲーミング部門トップ(head of gaming)」との表記が追加され、アイコンもゲームをプレイする自身の画像に変更されている。ソラナ財団の公式な役職として同様のポジションは確認されておらず、同氏のこうした表現は一連の騒動に対するユーモアを交えたリアクションとみられている。

画像:PIXTA

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参照元:ニュース – あたらしい経済

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