
BNPパリバがトークン化MMF発行
仏金融グループBNPパリバ(BNP Paribas)の資産運用部門BNPパリバアセットマネジメント(BNP Paribas Asset Management:BNPP AM)が、フランス籍の既存マネーマーケットファンド(MMF)のトークン化シェアクラス(ファンド内の区分)をイーサリアム(Ethereum)上で発行した。BNPパリバが2月20日に発表した。
BNPP AMは、発行から移転手続き、トークン化、パブリックチェーンへの接続に至るまでの一連のプロセスを、規制下で管理された枠組みのもとで検証したとのこと。トークン化シェアクラスの保有・移転は、適格で承認を受けた参加者に限定される許可制とした。また今回の取り組みは、単発かつ限定的なグループ内実験として実施されたという。
具体的には、MMFのトークン化とパブリックチェーンへの接続は、BNPパリバの投資銀行部門BNPパリバCIBが提供するトークン化基盤「アセットファウンドリー(AssetFoundry)」を通じて行われたという。MMFの発行体はBNPP AMが担ったとのこと。
また、トランスファーエージェントおよびファンド取引サービス提供者は、BNPパリバ・セキュリティーズ・サービシズ(BNP Paribas Securities Services)が務めたという。同社は、管理された範囲のグループ内パイロットでウォレット設定を運用し、秘密鍵を保持したとのこと。
発表によると今回の取り組みは、BNPパリバが2025年5月22日に実施を発表したトークン化MMFの取り組みに続くものだという。BNPP AMは以前、ルクセンブルク籍で設定されたトークン化MMFのシェアクラスを、プライベートブロックチェーン上でローンチした。なおブロックチェーン名は明らかにされていない。
またBNPP AMは、ルクセンブルク籍のシェアクラスの導入にあわせて、DLT(分散型台帳技術)を用いたクロスボーダー取引のテストも実施。その一環として同社は、フランスの取引先との越境取引を通じて、ブロックチェーン基盤のシステムを活用した業務処理を行ったとのことだ。
参考:BNPパリバ
画像:PIXTA
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参照元:ニュース – あたらしい経済


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