
この記事の要点
- モスクワ取引所(MOEX)が2026年内にXRP・SOL・TRX先物導入を計画
- 新規インデックス算出でBTC・ETH先物商品を拡張
- 先物は現金決済型で適格投資家限定、現物受渡しなし
- ロシア中央銀行の規制枠組みの下で公式認可される取り組み
- 仮想通貨デリバティブ市場の拡大で投資家アクセス向上の可能性
ロシア最大取引所、XRP・SOL・TRX先物を年内導入へ
2026年2月3日、ロシア最大の証券取引所であるモスクワ取引所(MOEX)は、エックスアールピー(XRP)、ソラナ(SOL)、トロン(TRX)の3銘柄を対象とする仮想通貨インデックスおよび先物契約を、2026年内に提供する計画であることが明らかになりました。
現地メディア「RBC.ru」の報道によると、同取引所は既存のビットコイン(BTC)およびイーサリアム(ETH)のインデックス・先物商品に加え、ソラナ、XRP、トロンの価格動向を反映する新たなインデックスを算出する方針を示しています。
これらのインデックスは先物取引の基準指標として位置づけられており、連動する先物契約は既存商品と同様に月次決済型の設計になる見通しです。
先物は現物の受渡しを伴わない現金決済型とされ、取引対象は当面、適格投資家に限定されると伝えられています。
ロシアで仮想通貨が「日常的な存在」に
規制下で進むモスクワ取引所の仮想通貨先物展開
モスクワ取引所はすでにビットコインおよびイーサリアムに連動するインデックスと先物契約を提供しており、今回の計画では仮想通貨(暗号資産)関連商品の対象拡大が進められます。
報道によれば、同取引所のデリバティブ部門責任者は、先物契約は基礎資産に基づく必要があるとの認識を示し、ソラナ、XRP、トロンの各インデックスを先行して算出・公開した後、先物を設定する手順を取るとしています。
これらの先物契約は、BTC・ETHインデックス先物と同様に月次満期の形式を踏襲し、ロシア中央銀行(Bank of Russia)の規制要件に基づき、現金決済のみで運用される見通しが示されています。
また同報道では、MOEXがBTCおよびETHを対象とする無期限(パーペチュアル)先物や、将来的なオプション商品の導入についても検討していることが伝えられています。
現行のロシアの規制環境では、仮想通貨価格に連動するデリバティブ商品へのアクセスは適格投資家に限られており、一般投資家向けの提供は想定されていません。
ロシア中央銀行は2025年5月、仮想通貨価格に連動するデリバティブ商品の提供を認める通達を発出しており、MOEXの先物展開は同規制枠組みの下で進められています。
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Source:現地メディア「RBC.ru」報道
サムネイル:Shutterstockのライセンス許諾により使用






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