
11月中旬の上場以降純流出を一度も記録せず
米国で上場しているエックスアールピー(XRP)現物ETFの累計純流入額が、10億ドル(約1,550億円)を突破した。暗号資産(仮想通貨)データ提供のソーソーバリュー(SoSoValue)のデータとして12月16日に確認された。
ソーソーバリューによると、XRP現物ETFは11月中旬の取引開始以降、純流出(資金流出超過)を記録していない。暗号資産市場全体で価格下落が見られる局面においても、XRP現物ETFでは資金流入が継続している。
同期間、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)の現物ETFでは、複数日にわたり純流出が確認されている。一方、XRP現物ETFは取引開始以降、純流出を記録していない。
なおXRP現物ETFについては、今月上旬に運用資産残高(AUM)が10億ドル(約1,550億円)規模に達したことが報じられている。今回のソーソーバリューのデータは、資産残高ではなく上場以降の資金流入額の累計を示すものとなる。
XRP現物ETFは、米国で複数の資産運用会社により組成されており、規制された枠組みの中で暗号資産(仮想通貨)へのエクスポージャーを提供する商品として取引されている。
現在米国で取引されているXRP現物ETFには、フランクリン・テンプルトン(Franklin Templeton)の「Franklin XRP ETF(XRPZ)」、グレースケール・インベストメンツ(Grayscale Investments)の「Grayscale XRP Trust ETF(GXRP)」、ビットワイズ・アセット・マネジメント(Bitwise Asset Management)の「Bitwise XRP ETF(XRP)」、カナリー・キャピタル・グループ(Canary Capital Group)の「Canary XRP ETF(XRPC)」、21シェアーズ(21Shares)の「21Shares XRP ETF(TOXR)」がある。
参考:ソーソーバリュー
画像:iStocks/artsstock
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参照元:ニュース – あたらしい経済


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