チェーンリンクとウィズダムツリー、トークン化プライベートクレジットファンドのNAVデータをオンチェーン化

ChainlinkとWisdomTreeが連携

分散型オラクルネットワーク提供のチェーンリンク(Chainlink)が、米資産管理会社ウィズダムツリー(WisdomTree)と連携し、トークン化プライベート・クレジット・ファンドのNAV(純資産価額)データをオンチェーン化する予定であると11月5日に発表した。

オンチェーン化予定のトークン化プライベート・クレジット・ファンドの名称は、「WisdomTree Private Credit and Alternative Income Digital Fund(CRDT)」。CRDTは、9月12日にウィズダムツリーによりローンチされたトークン化プライベートクレジットだ。

同ファンドは、米投資運用会社ギャップストウ(Gapstow)関与のプライベートクレジット関連指数「Gapstow Private Credit and Alternative Income Index(GLACI)」を追跡している。

CRDTのNAVデータは、チェーンリンクの機関投資家向けデータ配信サービス「データリンク(DataLink)」を通じて、自動的にイーサリアム(Ethereum)メインネット上でオンチェーン化される予定とのこと。

オンチェーン化されたNAVデータは、暗号学的に検証可能かつ公開監査可能なファンド価格データとして、スマートコントラクト内から利用可能になるという。また、スマートコントラクト内で参照できるNAVデータは、DeFi(分散型金融)やデジタル資産プラットフォームで統合できる可能性があるとのこと。

なお、今回の連携ではCRDTからオンチェーン化される予定で、今後はウィズダムツリーの他のトークン化ファンドもオンチェーン化される見込みだ。

参考:チェーンリンク
画像:PIXTA

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参照元:ニュース – あたらしい経済

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