AIフュージョンキャピタル、デジタル資産のインフラ企業「BitGo」と提携

AIフュージョンキャピタルがビットゴーと提携

東証スタンダード上場のAIフュージョンキャピタルグループ(以下、AIフュージョン)が、デジタル資産のインフラ企業ビットゴー(BitGo)との戦略的パートナシップ締結を10月9日に発表した。

なおこの提携は、AIフュージョンの完全子会社でWeb3事業を統括するミライキャピタルホールディングス(MCH)も含めたものとなる。

発表によるとこの提携は、900億ドル(約13.3兆円)超の顧客デジタル資産を保管・管理するビットゴーとの協業により、「一般企業向けウォレット導入支援」、「カストディ事業の国内共同展開に係る検証」、「AIフュージョングループのWeb3事業におけるビットゴーサービスの活用」に取り組むという。

AIフュージョンは、5月に子会社化したエデン社が進める暗号資産交換業者の登録が完了次第、「プロ投資家向けトークン販売事業」構築に着手する予定とのこと。プロ向け投資家向けトークン販売は、一般企業が資金調達のために暗号資産を発行し、適格機関投資家が出資する仕組みである。AIフュージョンは、暗号資産を発行する一般企業が暗号資産を管理しやすい環境を提供するために、「一般企業向けウォレット導入支援」にて、MCHの専門チームのもとビットゴーのウォレット技術導入のサポートを企業へ行うとのことだ。

また「カストディ事業の国内共同展開に係る検証」は、「一般企業向けウォレット導入支援」を発展させたものとなる。将来的に暗号資産交換業の登録を完了したMCHが、ビットゴーのウォレット技術とセキュリティ体制を組み合わせることで、暗号資産発行企業は自らの資産を管理する負担を負うことなく、安心してデジタル資産を活用できるようになるとのこと。

そして「AIフュージョングループのWeb3事業におけるビットゴーサービスの活用」では、AIフュージョンがすでに展開している暗号資産運用事業においてビットゴーのウォレットサービスを活用することで、より安全な暗号資産保管・管理態勢を整備するとのことだ。

AIフュージョンは今年3月より暗号資産への投資を開始。同社は現在までにビットコインに3億円を投資し、24.63449278BTCを取得している。

参考:AIフュージョンキャピタル
画像:iStocks/Abscent84・PIXTA

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参照元:ニュース – あたらしい経済

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