デフコンサルティング、暗号資産財務戦略の対象資産をビットコインからイーサリアムに転換

デフコンサルティングがイーサリアム財務戦略に方針転換

東証グロース上場のコンサルティング企業であるデフコンサルティング(Def consulting )が、トレジャリーの対象資産をビットコイン(BTC)からイーサリアム(ETH)へ転換することを決議したと9月17日に発表した。

同社は8月25日、新事業としてビットコイントレジャリー事業を開始すると発表していた。同社の時価総額は2025年3月末時点において24.3 億円であり、東京証券取引所グロース市場の上場維持基準である40億円を満たしていない状況だ。この状況下において同社は成長加速に向けた更なる打ち手が必要であるとし、企業価値の向上に努めるべくビットコイントレジャリー事業を開始するとしていた。

今回のイーサリアムトレジャリー事業への方針転換は、市場動向や競合環境、そしてETHを巡る世界的な潮流を多角的に分析した結果行われたとのこと。

デフコンサルティングが国内のビットコイントレジャリー市場に後発として参入することは、想定以上の株式希薄化による実質リターンの減少が起きる可能性が考えられたという。また国内において本格的な「イーサリアムトレジャリー戦略」を掲げる上場企業は未だ存在しなかったため、ETHへの方針転換は潜在市場における圧倒的な先行者優位を確立できると確信したとのこと。その他にもETHへの世界的な機関投資家の資金流入など理由が語られている。

同社は今後、ETHの取得をドルコスト平均法等で行う予定とのこと。また取得したETHの一部はステーキング等に活用し、安定的な利回り(インカムゲイン)を追求するという。

ETHの取得等の進捗状況については、適時開示していくとのことだ。

参考:デフコンサルティングデフコンサルティング②
画像:PIXTA

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参照元:ニュース – あたらしい経済

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