グレースケール、チェーンリンク(LINK)の現物ETF転換をSECへ申請

Grayscale Chainlink TrustをETF転換へ

暗号資産(仮想通貨)チェーンリンク(LINK)の投資信託「Grayscale Chainlink Trust(GLNK)」をETF(上場投資信託)に転換するための登録届出書「S-1申請書類(FORM S-1)」が、9月5日に米証券取引委員会(SEC)へ提出された。

GLNKは、暗号資産運用会社グレースケール(Grayscale)が2022年5月から公開開始した、認定投資家向けの投資信託だ。分散型オラクルネットワーク「チェーンリンク」のネイティブトークンであるLINKの現物価格に連動した商品となっている。1株当たりのNAV(純資産価値)の計算は「CoinDesk Chainlink価格指数(LNX)」に基づき行われる。

今回提出された書類によると同信託は、LINKの現物価格に連動するETFとして米シカゴの証券取引所NYSEアーカ(NYSE Arca)に上場する予定とのこと。また同信託のティッカーシンボルは現行と同じく「GLNK」になる予定だという。なおNYSEアーカへの上場に合わせ、同信託は「Grayscale Chainlink Trust ETF」へ名称を変更する計画とのこと。

同信託の信託受託者(トラスティ)は、米デラウェア州のCSCデラウェアトラスト(CSC Delaware Trust)が務めるとのこと。保管機関(カストディアン)は、コインベースカストディ(Coinbase Custody)が担当とのこと。管理者(アドミニストレーター)および名義書換代理人(トランスファーエージェント)はBNYメロン(The Bank of New York Mellon)が指定されている。

ちなみに8月26日には米暗号資産運用会社ビットワイズ(Bitwise)が、LINKの現物ETF「Bitwise Chainlink ETF」に関するS-1申請書をSECへ提出していた。

参考:SECGLNK
画像:iStocks/olegback・Who_I_am

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参照元:ニュース – あたらしい経済

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