
ProSharesのサークル株ETF取引開始
米資産運用会社プロシェアーズ(ProShares)が、米ステーブルコイン発行企業サークルインターネットグループ(Circle Internet Group)の株式を対象とした、レバレッジ型ETF(上場投資信託)が取引開始されたと8月6日に発表した。
プロシェアーズが今回立ち上げたETFは、サークル株の1日あたりのリターンの2倍を目標とするレバレッジ型ETF「ProShares Ultra CRCL:CRCA」だ。同ETFは、米国のニューヨーク証券取引所(NYSE)で取引開始されたとのこと。
サークルは6月5日にIPOを実施し、NYSEにティッカーシンボル「CRCL」で上場。公開価格は31ドル、初値は69ドル前後で取引が始まり、一時103ドル前後まで上昇した。また終値は83ドルで、IPO価格比167%、初値比でも約20%の上昇となった。
なお、今回のCRCA取引開始日8月6日のサークル株は始値150.09ドル、終値161.71ドルとなった(ヤフーファイナンス調べ)。
プロシェアーズは6月6日、「ProShares Ultra CRCL」のETFを米証券取引委員会(SEC)に申請。同日、米暗号資産(仮想通貨)運用会社ビットワイズ(Bitwise)も、サークル株を対象とするETFをSECに申請した。
プロシェアーズは7月15日、米国で「ProShares Ultra Solana ETF:SLON」および、「ProShares Ultra XRP ETF:UXRP」を公開したと発表した。両ETFは、暗号資産ソラナ(SOL)とエックスアールピー(XRP)の価格に連動するレバレッジ型先物ETFだ。
これらのETFは、それぞれSOLとXRPの1日あたりのリターンの2倍を目指す設計で、現物のSOLやXRPに直接投資しないとのことだ。
参考:プロシェアーズ
画像:PIXTA
関連ニュース
- プロシェアーズとビットワイズ、サークル株対象のETFを米SECに申請
- プロシェアーズ、SOLとXRPのレバレッジ型先物ETFを米国で公開
- SBI、米サークルIPOで約72.2億円の株式取得
- サークルがNYSEに上場。初値から20%上昇、終値は公開価格の約3倍に
- ビットワイズ、ゲームストップ株のカバードコール戦略ETF立ち上げ
参照元:ニュース – あたらしい経済


コメント