
JSCがKDDIとビジョンパートナーに
自己主権レイヤー1ブロックチェーン「Japan Smart Chain(JSC)」開発のアルトエクスリサーチ(AltX Research)が、KDDIとのビジョンパートナー契約を7月23日に発表した。
この契約により、両社は連携を進め、KDDIによるJSCバリデータ事業の具体的検討およびJSCリソースを活用した国内向け新規サービスの実証実験に向けた準備を進めていくとのことだ。
JSCは、イーサリアムとの完全な互換性を備えた、日本国内の産業リーダーによってバリデートされる、日本発の基盤的ブロックチェーンインフラストラクチャーとのこと。
同チェーンでは、ブラックリスト適用やトランザクションの優先制御を組み込んだ「コンプライアンス重視」のレイヤー1ブロックチェーンとして設計されており、ユーザーの利便性を維持しながら、規制に準拠したデジタル資産サービスを提供するという。
また同基盤上には、検証済みのアイデンティティ、規制遵守、リスク管理をオンチェーンで直接担保するために必要な機能を備えたモジュール形式のスイート「ミズヒキ(Mizuhiki)」が構築されている。
なおJSC開発元のアルトエクスリサーチは、デジタルガレージ共同創業者の伊藤穰一氏とPaidy(ペイディ)創業者ラッセル・カマー(Russell Cummer)氏が共同設立した企業だ。
JSCの開発開始が発表された昨年11月の公開情報によると、JSCの投資家にはSBIインベストメント、Decima Fund(デシマファンド)、そして本田圭佑氏が共同創業者を務めるX&KSK Fund(エックス・アンド・ケイスケファンド)が参加していることが明かされている。
またユースケース探索と実装を行うパートナー企業には、Animoca Brands Japan(アニモカブランズジャパン)、ファミマデジタルワン、ロイヤリティ マーケティング、東京ドーム、マイナウォレット、Unyte(ユナイト)、Digital Platformer(デジタルプラットフォーマー)が参加しているとのことだった。
参考:プレスリリース
画像:iStocks/ttawit.21
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参照元:ニュース – あたらしい経済

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