トランプ一族のWLFI、トークンセール参加者に47USD1をエアドロ

トークンセール参加者に配布

ワールド・リバティ・ファイナンシャル(World Liberty Financial:WLFI)の独自トークン「WLFI」のトークンセールに参加したウォレットに対し、米ドル連動型ステーブルコイン「World Liberty Financial USD(USD1)」がそれぞれ47ドル分エアドロップされた。オンチェーン分析のロックオンチェーン(Lockonchain)が6月4日報告している。

WLFIは、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領と、その家族が関わる暗号資産(仮想通貨)プロジェクトだ。

また「USD1」は、WLFIが発行するステーブルコインで、トランプ一族が経営に関与している。現在は、イーサリアム(Ethereum)およびBNBチェーン(BNB Chain)上で発行されている。

このステーブルコインは今年4月にローンチされ、米国政府の短期国債、米ドル建て預金、その他の現金同等物によって100%裏付けられている。また、米サウスダコタ州に拠点を置く規制対象の信託会社、ビットゴートラスト(BitGo Trust Company)によってカストディおよびインフラ提供が行われており、米国の規制基準に完全に準拠した設計となっている。

なお5月22日には、海外大手暗号資産取引所バイナンス(Binance)が「USD1」の取り扱いを開始した。

また、「USD1」は5月28日、BNBチェーン(BNB Chain)基盤のリステーキングプラットフォーム「カーネル(Kernel)」で取り扱いが開始された。なお、「USD1」がサードパーティのアプリケーションに経済的セキュリティを提供する用途で使用されるのはこれが初めてだという。

夕食会参加者にNFTがエアドロップ

また、トランプ大統領の公式ミームコイン「TRUMP」の保有者を招いた夕食会のゲストに、最大3つのNFTがエアドロップされたようだ。

TRUMPを展開する「トランプミームズ(TrumpMemes)」は6月3日のXにて、「1.ディナーに参加登録された方、2.リーダーボードでトップ220になられた方、3.ディナーの最後まで頑張られた方(ダイヤモンドハンズ)はウォレットをチェックしてください。3つのNFTがあります」と投稿している。

なお、一部報道によれば、220名以内の抽選に漏れた人にもNFTが送られているようだ。

 NFTは 「パワー・トゥ・ザ・ホルダーズ」、「ゴールド・ガラ・ディナー」、「ダイヤモンド・ハンド」の3種類で、受領者のミームコインに対する貢献度よって配当が決められたようだ。

「パワー・トゥ・ザ・ホルダーズ」は、1,049のアドレスに送られ、ディナーにしなかったが、参加登録をした人々に配布された。「ゴールド・ガラ・ディナー」は、イベントに参加した219人のアドレスに送られた。 そして、118個の「ダイヤモンド・ハンド」は、ディナーの間中トークンを保持していた人々に送られたとのことだ。

NFTマーケットプレイスのマジックエデン(Magic eden)を確認すると、「ダイヤモンド・ハンド」は99.9 SOLで売却されている。

なお記事執筆時点(2025年6月5日)での「ゴールド・ガラ・ディナー」の最低価格は48.88SOLで、 「パワー・トゥ・ザ・ホルダーズ」の最低価格は2.998SOLとなっている。

参考:マジックエデン
画像:iStock/BSVIT・metamorworks

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参照元:ニュース – あたらしい経済

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