リップル社、暗号資産特化の非営利団体「NCA」立ち上げに50Mドル助成

リップル社最高法務責任者は会長に就任

クロスボーダー決済・送金ネットワークプロトコル「リップル(Ripple)」を提供するリップル社(Ripple)が、新たに設立された非営利団体「全米暗号資産協会(NCA)」に5,000万ドル(約74.6億円)の助成金を提供した。

「NCA」は、アメリカ人が暗号資産(仮想通貨)をよりよく理解できるように支援することを目的とした協会だ。

3月5日に公開された「NCA」のプレスリリースによると、リップル社のCEOであるブラッド・ガーリングハウス(Brad Garlinghouse)氏は、リップル社が「NCA」に対し5,000万ドルの助成金を提供したとコメントしている。

またリップル社の最高法務責任者スチュアート・アルデロティ(Stuart Alderoty)は同日に、「NCA」発足と同協会の会長となることをXにて発表した。

リップル社は2024年、政治活動委員会「フェアシェイク(Fairshake)」に4,500万ドル(約67億円)を寄付している。アルデロティ氏は、当時大統領候補であったドナルド・トランプ(Donald Trump)氏を支援する委員会に30万ドル(約4,477万円)を寄付していた。

ちなみにリップル社の共同創設者のクリス・ラーセン(Chris Larsen)氏は、2024年の米大統領選の際、ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏の対抗であった民主党候補カマラ・ハリス(Kamala Harris)氏を支援する政治活動委員会「フューチャーフォワード(Future Forward)」に、暗号資産XRPで複数回寄付していた。

なお、リップル社のCEOであるブラッド・ガーリングハウス氏は、ホワイトハウスで3月7日に開催される暗号資産サミットに出席する予定である。

また、トランプ大統領は、XRPを国家の暗号資産備蓄に含める可能性がある5つのトークンのうちの1つと発表している。

参考:NCAプレスリリース
画像:iStock/berya113

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参照元:ニュース – あたらしい経済

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