グレースケール、ポルカドット現物ETFを申請|アルトコイン市場の転換点か
2025-02-26
グレースケール、DOT現物ETFを申請
米資産運用大手Grayscale(グレースケール)が2025年2月25日に、ポルカドット(DOT)現物ETFをSEC(米国証券取引委員会)に申請したことが明らかになりました。
ナスダック証券取引所が提出した申請書(19b-4)によると、このETFは「Grayscale Polkadot Trust」として上場され、ティッカーシンボルは「DOT」となる予定とされています。
また、信託の受託者はCSCデラウェアトラスト社、カストディアン(保管担当)はコインベースカストディトラスト社、管理者および証券代行はバンクオブニューヨークメロン(BNYメロン)が務めることが報告されています。
SECの方針転換でアルトコインETF承認加速か
グレースケールのポルカドット現物ETF申請は、アルトコインETF市場の拡大を示す動きと見られています。トランプ政権の発足後、以前より柔軟な姿勢を見せているSECの判断に市場の期待が高まっています。
SECはここ最近、ソラナ(SOL)やXRP、ドージコイン(DOGE)などのETF申請を続々と受理しており、2月24日にはグレースケールのカルダノETF申請も受理したことが明らかとなっています。
SECの今後の判断次第では、さらに多くのアルトコインETFの審査プロセスが進展する可能性があり、業界関係者から大きな注目を集めています。
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Souce:SEC提出書類
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル:Shutterstockのライセンス許諾により使用