米SEC、コインベースの訴訟取り下げへ、暗号資産規制に転換の兆し

米SECがコインベースの訴訟取り下げへ

米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)は、米証券取引委員会(SEC)が同社に対して起こしていた訴訟を取り下げる予定であることを2月21日に明らかにした。

SECは2023年、規制当局への登録を怠ったまま違法に運営しているとして、コインベースを提訴していた。 ・コインベースのポール・グレワル(Paul Grewal)最高法務責任者は、「少なくともコインベースに関しては、仮想通貨に対する戦いは終わった」とコメントした。

SECからコメントは得られていない。

SECの共和党系委員はトランプ米大統領の就任以降、暗号資産政策の迅速な見直しに着手しており、規制枠組みに関するタスクフォースを設置したほか、暗号資産業界が長い間反対していた会計指針を撤廃した。

SECは23年に暗号資産交換大手バイナンスも提訴していたが、裁判所は今月、SECとバイナンス双方の要請を受け保留を決定していた。

※この記事は「あたらしい経済」がロイターからライセンスを受けて編集加筆したものです。
米SEC、コインベースの訴訟取り下げへ 仮想通貨規制に転換の兆し
(Reporting by Hannah Lang)
画像:Reuters

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参照元:ニュース – あたらしい経済

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