NFT市場、暗号資産市場とともに回復の兆しを見せる
2月4日、NFT市場が暗号資産市場とともに回復の兆しを見せています。
2024年11月から回復の兆しを見せていたNFT市場ですが、直近30日間のデータを見ると、全体的に盛り下がっていることがわかります。
売上高で見ると、先月23日を境に減少し続け、2月1日には過去1ヶ月で最低となる1,295万ドルを記録しました。
一方で、直近24時間のデータでは、NFTの売上総額は1,732万ドル(約25億円)に達し、前日比+17.91%の増加を記録しています。
取引回数は211,747件と9.6%増加し、市場の流動性が向上。特に「ウォッシュトレード」と呼ばれる取引も増加し、ボリュームは5,472,695ドルで前日比+54.31%という急増を見せました。
このNFT市場の回復には、暗号資産市場全体の反発が影響していると考えられます。特に、ビットコインが10万ドルの大台を回復し、前日比8.44%の上昇を記録。また、イーサリアムやソラナもそれぞれ3〜4%の上昇を見せ、NFT市場への投資マインドを後押ししています。
さらに、トランプ政権の関税政策に対する懸念の収まりが、市場の反発につながった可能性があります。
Magic Edenで確認できるトップコレクションのフロア価格を見てみても、全体的に回復基調にあることがわかります。直近1ヶ月では70%以上もの下落を見せるプロジェクトもありましたが、現在は底打ちしたような雰囲気が感じられます。
今後の見通しとしては、暗号資産市場が安定すれば、NFT市場もさらに回復する可能性があります。
特に、ビットコインや主要アルトコインの価格が安定したレンジに入れば、NFTへの投資資金も流入しやすくなるでしょう。今後の動向に注目が集まります。
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参照元:NFT Media