「金・銀をビットコインに交換している」ロバート・キヨサキ氏
長年蓄積してきた「金・銀」を売却
『金持ち父さん貧乏父さん』を執筆したことで知られるロバート・キヨサキ氏は2025年1月26日に公開されたYouTube動画の中で、自身が長年にわたって買い集めてきた金と銀をビットコイン(BTC)に交換していることを明かしました。
ロバート・キヨサキ氏は金・銀・ビットコインを非常に強く支持していることで知られており、「金と銀は神のお金、法定通貨は政府のお金、仮想通貨は国民のお金」と表現して、”金・銀・ビットコインの現物購入”を強く推奨し続けてきました。
同氏は1964年から銀を蓄積してきたとのことですが、かつて1オンス=10セントで購入できた銀価格は1オンス=30ドルまで値上がりしているとのことで、「ドルの価値が下がって、金・銀の価値が上がったため、それをビットコインに交換する」と説明されています。
現在のビットコイン価格が順調に上昇し続けている理由については「米国が歴史上最大の債務国家になっているからだ」と説明されており、「米国は90日ごとに1兆ドルを印刷している」とも指摘しています。
また、同氏は「イーロン・マスク氏が率いる米政府効率化省(D.O.G.E.)が行動を起こせば経済全体が崩壊する」とも警告していて、だからこそ長年にわたって蓄積してきた銀や金をビットコインに交換しているのだと説明しています。
「お金に関する知識の欠如」という問題
米ドルなどの法定通貨を「偽物のお金」だと指摘しているキヨサキ氏は「多くの年配者、特にベビーブーマー世代はいまだに”偽ドル”を信じている」と指摘しており、“お金に関する知識の欠如”という問題があると語っています。
キヨサキ氏はビットコインを購入し続けていることで知られるマイクロストラテジーのマイケル・セイラー氏などの名前を挙げながら「YouTubeを見て勉強すべき」と述べており、「世界は今急速に変化しているが、高齢者など多くの人が古い考え方のままでいる」と指摘しています。
なお、キヨサキ氏は今回の動画の中で「ビットコイン価格は2025年に250,000ドル(約3,868万円)になる」との予想も語っています。
※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=154.72円)
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Souce:The Rich Dad Channel
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
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