グレースケール、米SECに「XRP投資信託」のETF転換を申請

GrayscaleのXRP投資信託を現物ETFに転換へ

米暗号資産(仮想通貨)運用会社グレースケールインベストメンツ(Grayscale Investments)による暗号資産XRPの投資信託を「XRP現物ETF(上場投資信託)」へ転換するための申請「19b-4申請書」が、米証券取引委員会(SEC)に1月30日提出された。

なお「19b-4申請書」は、ニューヨーク証券取引所「NYSEアーカ(NYSE Arca)」を通じて提出されている。

同申請書によると、XRPのカストディ(保管)はコインベースカストディ(Coinbase Custody)が担当し、信託の管理者および名義書換代理人はBNYメロンアセットサービシング(BNY Mellon Asset Servicing)が務める予定とされている。

「19b-4申請書」は、自主規制団体による規則変更案の提出に必要な書類で、この承認を受けた後に「S-1申請書」の最終承認が行われる。基本的にはまず「S-1申請書」を提出した後にSECの審査が進められ、次に「19b-4申請書」を提出、SECがそれを確認したら「S-1申請書」の最終承認に入るという流れだ。

なお「XRP現物ETF」のSECへの申請は、これまでにウィズダムツリー(WisdomTree)、カナリー(Canary)、ビットワイズ(Bitwise)、スイス拠点の資産運用会社21シェアーズ(21Shares)などが行っている。

またリップル(Ripple)社は今月28日に、暗号資産取引所やプラットフォームに対し、暗号資産「リップル(XRP)」の表記を「エックスアールピー(XRP)」とするよう要請した。

参考:NYSE Arca
画像:PIXTA

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参照元:ニュース – あたらしい経済

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