イーサリアム財団が100ETHを売却|今後はステーキングや運用に使用する可能性

イーサリアム財団が100ETHを売却|ステーキングや運用に使用か(Ethereum Foundation sells 100ETH, potentially for staking or operational use)

イーサリアム財団がETHを売却

ブロックチェーン関連の情報を分析するSpot On Chainは、2025年1月20日にX(Twitter)の投稿で、EF(イーサリアム財団)がETHを売却したと指摘しました。

Spot On Chainのデータによると、EFは100ETHを約33万ドル(約5,000万円)で売却しました。EFは今回の売却によって2025年に総額で200ETH、約66万ドル(約1億円)相当を売却したことになります。

EFがさらに100ETHを約33万ドルで売却したことが分かりました。合計すると、2025年に200ETHが売却されています。

ETHは2021年の約4,800ドル(約74万円)を31%下回ったままですが、BTCはATHを更新しています。

EFを巡ってコミュニティでは複数の不満が寄せられており、その1つがEFによるETH売却です。そのため、今回の売却に関しても賛否が見られました。

一部コミュニティでは、EFのETHを売却するのではなく、ステーキングに回すべきといった指摘が見られています。

ステーキングやDeFiで運用の可能性

EFはこれまで基本的にETHを売却する方針となっていましたが、今後は変更される可能性があります。イーサリアム(ETH)共同創設者のヴィタリック・ブテリン氏は、X上で売却を巡る議論に返信する形で、ステーキングの可能性についてコメントしました。

これまでのステーキングを巡る主な懸念は2つあります。1つ目は規制、2つ目はEFがステークした場合、将来的に議論の的になるハードフォークに対して、立場を取らざるを得なくなる点です。

1つ目については以前よりも軽減されていますが、2つ目の懸念は未だに残っている状態です。現在、私たちは懸念を払拭できるように研究しています。

ヴィタリック・ブテリン氏は、EFがステーキングすることによる懸念として「規制」と「ハードフォーク」の2点を挙げました。一方で、規制については解決されつつあるとしています。

Xの投稿を参考にすると、ハードフォークの懸念が払拭された場合、ステーキングを行う可能性を示唆しています。

また、今後EFによるDeFiでの運用が積極的に行われる可能性もあります。イーサリアム財団のメンバーは1月21日にXで、DeFiで運用を行うためのマルチシグウォレットを作成したと発表しました。まずは5万ETH(約250億円)を送付する旨を明らかにしており、今後さらに増額する可能性があるともコメントしています。

※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=155.8円)

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Souce:X投稿
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル:Shutterstockのライセンス許諾により使用

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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