SHIB・BONE・LEASHが合計14ブロックチェーンで利用可能に|バーンの加速にも期待

シバイヌとチェーンリンクが提携

シバイヌ(Shiba Inu/SHIB)チェーンリンク(Chainlink/LINK)の提携によって、SHIB・BONE・LEASHが新たに12のブロックチェーン上で利用可能になることが明らかになりました。

チェーンリンク(Chainlink/LINK)は、外部システム上で管理される情報・データを様々なブロックチェーンに持ち込むことができる「分散型オラクル」と呼ばれるシステムの分散型ネットワークを構築しているプロジェクトであり、独自トークンのLINKは日本国内の暗号資産取引所にも上場しています。

今回の提携は、SHIBエコシステムの拡大を目的としたもので、シバイヌ関連トークンであるSHIB・BONE・LEASHはクロスチェーントークン標準(CCT)を採用し、シバイヌ関連L2のShibariumはクロスチェーン相互運用性システム(CCIP)を採用すると報告されています。

クロスチェーントークン標準(CCT)
クロスチェーン相互運用性プロトコル(CCIP)を使用して異なるブロックチェーン間でスムーズに転送できるトークンの標準規格。

クロスチェーン相互運用性プロトコル(CCIP)
異なるブロックチェーン間でのトークン転送、メッセージ送信、アプリケーション構築、プライベートブロックチェーンとパブリックブロックチェーンの接続を可能にする安全なプロトコル。

SHIBはChainlinkと提携しました。

シバイヌ関連の暗号資産であるSHIB・BONE・LEASHはCCT標準を採用し、Shibariumは公式クロスチェーンインフラとしてCCIPを採用しました。さらに低遅延の市場データを提供する「Data Streams」も採用しています。

SHIB・BONE・LEASH、合計14チェーンで利用可能に

SHIB・BONE・LEASHは、EthereumやShibariumのブロックチェーン上で利用されていましたが、今回の提携によってこの3銘柄は合計14のブロックチェーン上で利用可能になります。

「SHIB・BONE・LEASHを利用できるブロックチェーンの種類」と「各チェーンにおけるコントラクトアドレス」については以下のように報告されています。

SHIB・BONE・LEASHを利用できるブロックチェーン

SHIBのコントラクトアドレス一覧

Shibarium 0x495eea66B0f8b636D441dC6a98d8F5C3D455C4c0
Ethereum 0x95aD61b0a150d79219dCF64E1E6Cc01f0B64C4cE
BNB Chain 0xEc59dE82FFf1959E92b91daB975e4564FC3447cC
Arbitrum 0xB359155378FF5E2837f12ed0bee5168123c88ACC
Optimism 0x72cc27124EA2d36AC13D502C7EBdF28cEF90c31c
Base 0x9Ded28d9EC69F97efd718CE768dc39D78fd014F8
Polygon 0x7627D9C9b045A26672D57741C896B2A48844168D
Scroll 0x6F7408DAc37a36cD35B5c3Bc2829f60C30E83315
Linea 0xC52F506591eb89c04620D47B895d5f951efAd4b4
Celo 0xf5607d767CCa3789CAe872A33E3cfb76cFbaaaA2
Gnosis 0xAE2e513aC868D27Bf8d697d165bB2e91C1AEA0F0
Mantle 0x4d8E5D0c79B02A37074025B4C10854df01f33a3F
Blast 0x3b4F8E846437c7CacE31080E6c9DFC455C1DBE77
Avalanche 0x2f643d728926C20269f0A04931dd7b4b6B650204

BONEのコントラクトアドレス一覧

Shibarium 0x0000000000000000000000000000000000001010
Ethereum 0x9813037ee2218799597d83D4a5B6F3b6778218d9
BNB Chain 0xF543915698bf89BD6d429adC79577d75DA2FA1fd
Arbitrum 0x387090cDEa72d6Ab1598394d45c5B3e05616f15D
Optimism 0x4A7961249E49642474f9161f245Fc52D59F14113
Base 0x88B81FD1753FEF7bbFf3BbC65E4Ba73a28CC9449
Polygon 0x56357929B7d7720ac19ad55c923E85EdAC4Fc5D3
Scroll 0x010c6F656E06f12BB3b115FCBC9ca282654795D2
Linea 0xDd2D32Fea6e166fA53DEe5c1584456c0e8A889f5
Celo 0xD301a90cb3C7a9253305af30D92dd2C1FD1e704E
Gnosis 0x50E23d57309C61eab3D3d1EfE5DC02A36f945027
Mantle 0x79a7d4EF9870474F18A88524Bf2349393B0C2e03
Blast 0xe1886337D2ecBdB48A9dE8a68e8dEa2Ba9C5dFd2
Avalanche 0xec0CA5d2F362A826fa8F53C89A5Ce1C17CD604fa

LEASHのコントラクトアドレス一覧

Shibarium 0x65218A41Fb92637254B4f8c97448d3dF343A3064
Ethereum 0x27C70Cd1946795B66be9d954418546998b546634
BNB Chain 0xf94A52468fF79862B8f288faF7900d34e74A1992
Arbitrum 0x1649DE9028C0a6B958118A977099d66eF0DA5a92
Optimism 0xDE4dd6Db8072eb6999B88B7D7E0c8C0C01637578
Base 0x90B0C73F19bd2EB9Bcd6b1C6c787a63ae851b336
Polygon 0x6aF85BfA857bB88F2E3Ae07839182491d34ca11d
Scroll 0xCEeDbfc700d17A277Ab1cA9E19A2CaF0c42ced41
Linea 0x4e1a69B48A7aE9Fc8fD2623089c4B378f24a64A9
Celo 0x2b702DC45b540aEDA62F60cE4E5BFAED37b1D27a
Gnosis 0xBb1ea2697b13Cc06e03D875D2d39c06AC6dd5a93
Mantle 0x70Ed1C42D29678D2D5Bad7197A4281B095AD7fD6
Blast 0xBc53643F2D736743ed29B6dC36E30F5Fb8941090
Avalanche 0x897Ce250199d102Ea103Aaf3a6E7906cde757560

全チェーン上の取引がバーンに貢献

Shibariumでは、ブロックチェーン上で行われる各取引で徴収されるトランザクション手数料の一部をSHIBのバーン(焼却処分)に充てる仕組みが導入されていますが、今回のマルチチェーン展開もバーンに貢献するように設計されていると報告されています。

具体的には、組み込み型のバーン機能によって、各チェーン間で行われるトランザクションの全てがバーンに貢献する仕組みになっているとのことで、全チェーンで発生するトランザクション手数料が定期的に統合され、Ethereum上でバーンされる説明されています。

Shibarium上のトランザクション手数料は非常に安いため「ShibariumのSHIBバーンが与える影響は小さい」と指摘する意見もありましたが、合計14のブロックチェーン上で行われる全ての取引がバーンに貢献すれば、SHIBの供給量削減はさらに加速すると期待されます。

今回のマルチチェーン対応は、SHIB関連トークンの活用範囲を拡大させ、利便性や認知度を高め、SHIBのバーンも加速させる非常に重要なものであるため、今後はSHIBエコシステムへの参加者がさらに増加し、SHIBエコシステム全体の価値が高まると期待されています。

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執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル:Chainlink公式発表から引用

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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