ワームホールがワールドチェーン対応、WLD・USDC.e・WBTCの転送可能に

WormholeがWorld Chain対応

クロスチェーンプロトコルのワームホール(Wormhole)が、ワールドチェーン(World Chain)の相互運用性プロトコルとして対応開始した。「ワームホール」公式ブログにて12月16日発表された。

これにより、ワームホールが提供するトークンブリッジプロトコル「ポータルブリッジ(Portal Bridge)」を通じて、ワールドチェーンの独自トークン「WLD」、USDCのブリッジトークン「USDC.e」、ラップドビットコイン「WBTC」を、ワールドチェーンに転送可能となったとのこと。

またワールドチェーンは、開発者向けに提供されているワームホールコネクト(Wormhole Connect)への対応も開始しており、わずか3行のコードで、ワールドチェーンとのトークン転送機能を独自のアプリケーションに統合できるようになったという。

発表によると現在ワームホールは、アカラ(Acala)、アルゴランド(Algorand)、アプトス(Aptos)、アービトラム(Arbitrum)、アバランチ(Avalanche/c-chain)、ベース(Base)、ブラスト(Blast)、BNBチェーン(BNB Chain)、セロ(Celo)、イーサリアム(Ethereum)、ファントム(Fantom)、インジェクティブ(Injective)、カルラ(Karura)、クレイトン(Klaytn)、ムーンビーム(Moonbeam)、ニア(Near)、オアシス(Oasis/Emerald)、オプティミズム(Optimism)、オズモシス(Osmosis)、ポルカドット(Polkadot)、ポリゴン(Polygon)、スクロール(Scroll)、セイ(SEI)、ソラナ(Solana)、スイ(Sui)、テラ2.0(Terra 2.0)、テラ・クラシック(Terra classic)、XPLAといったブロックチェーンに接続しているとのこと。

ちなみにワールドチェーンは、オープンAI(OpenAI)CEOのサム・アルトマン(Sam Altman)氏が設立した暗号資産(仮想通貨)プロジェクト「ワールド(World:旧ワールドコイン)」の独自ブロックチェーンだ。今年10月、正式にメインネットローンチした。同チェーンは、「OPメインネット(OP Mainnet)」開発元のOPラボ(OP Labs)が提供するブロックチェーン開発ソフトウェア「OPスタック(OP Stack)」で開発されている。

参考:ワームホール
画像:iStock/iLexx

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参照元:ニュース – あたらしい経済

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