Solidion Technology、ビットコイン投資戦略を発表|余剰資金の大部分を割り当て

BTCへの追い風を受けて投資戦略を決定

米国に本社を構えるバッテリー材料プロバイダーのSolidion Technology(ソリディオン・テクノロジー)は2024年11月14日に、余剰資金の大部分をビットコイン(BTC)に投資するビットコイン投資戦略を採用することを発表しました。

Solidion Technology(ソリディオン・テクノロジー)は、バッテリー関連の事業を手掛ける米国企業であり、バッテリー材料や部品の製造、地上・航空・海上輸送向けエネルギー貯蔵システムや電気自動車向けの次世代バッテリー開発・製造を主要事業としています。

今回のビットコイン投資戦略採用は「ドナルド・トランプ氏が率いる仮想通貨支持派の政権が誕生したことによるビットコインへの追い風」を背景に決定されたとのことで、この決定はビットコインを価値の保存手段や戦略的資産として位置付ける同社の長期的な信念を反映するものであるとも説明されています。

ビットコイン投資戦略の重要ポイント3点

Solidion Technologyが採用するビットコイン投資戦略の主なポイントとしては以下の3点が挙げられています。

  • 余剰現金の60%をBTC購入に充てる
    事業運営で得られた余剰現金の60%をビットコイン購入に充てる。
  • 金利収益をビットコインに変換
    マネーマーケット口座に保有する現金の金利収益をビットコインに転換する・
  • 将来的な資金調達でビットコインを追加購入
    資金調達で得られた資金の一定割合を長期保有を目的としたビットコイン取得に割り当てる。

公式発表では、米国でビットコイン準備金を採用しようとする動きが加速していることなども説明されていて、仮想通貨関連の規制整備・機関投資家の採用拡大・ビットコインETFの登場などがビットコインに追い風をもたらしているとも説明されています。

Solidion TechnologyのCFOであるVlad Prantsevich氏は、ビットコイン投資戦略の採用について次のようにコメントしています。

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私たちはビットコインが金融システムに与える変革の可能性を強く信じており、ビットコインを価値の保存手段として機能する魅力的な投資先だと考えています。

米国証券取引委員会(SEC)による最近のビットコインETF承認は、機関投資家に受け入れられるための重要な一歩です。さらに、ビットコインは次の段階で準備資産として主権国家や企業に広く採用されるとも予測しています。この進展はビットコインのさらなるグローバル採用を後押しし、長期的な価値を生み出すでしょう。

当社はすでに最初の購入を完了しています。戦略に沿った形でビットコインを追加購入していくことを楽しみにしています。

ビットコイン投資戦略を採用する企業は徐々に増えてきていますが、最近では「ビットコイン準備金」を採用しようとする動きも世界的に拡大してきているため、今後は企業や国家規模でのビットコイン投資事例がさらに増加し、仮想通貨市場の成長が加速する可能性があると期待されています。

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Souce:Solidion Technology公式発表
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル画像:Shutterstockのライセンス許諾により使用

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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