米国初のヘデラ現物ETF「CANARY HBAR ETF」申請:カナリーキャピタル

仮想通貨投資企業のCanary Capital(カナリーキャピタル)は2024年11月12日に、へデラ(Hedera/HBAR)の現物ETFである「Canary HBAR ETF」のS-1申請書を米国証券取引委員会(SEC)に提出しました。

米国ではすでにビットコイン(BTC)イーサリアム(ETH)の現物ETFがローンチされていますが、へデラ現物ETFの申請が米国で行われるのは今回が初となります。

へデラ(Hedera/HBAR)は、Hashgraphと呼ばれる独自の分散型台帳技術を用いたオープンソースのパブリックネットワークとそのネットワークで利用される仮想通貨であり、HBARは日本国内の暗号資産取引所にも上場しています。

Canary HBAR ETFは、HBAR価格に直接エクスポージャーを提供することを目的とした上場投資信託(ETF)で、デリバティブや先物契約は使用せず、HBARを直接保有する方針だと報告されています。

今回提出されたS-1申請書は、ETFの構造・投資目的・運用方法・リスク要因・手数料などの詳細情報を記載したものですが、上場先・カストディアン・ティッカーなどは記事執筆時点で空欄となっています。

Canary Capitalはこの数ヶ月間で様々なアルトコインの現物ETFを申請しており、これまでには「XRPLTCSOL」の現物ETFが申請されています。

米国でこれまでに承認された現物ETFはビットコインとイーサリアムに関するもののみとなっていますが、仮想通貨にも積極的なドナルド・トランプ氏が次期大統領に就任することが決定したため、今後はより多くの仮想通貨現物ETFが承認される可能性があると期待されています。

ETF業界に特化した教育機関「The ETF Institute」の共同創設者であるネイト・ジェラチ氏は今月12日の投稿で「複数のETF発行体が米大統領選挙の結果に備えて仮想通貨現物ETFを準備していたはずだ」と述べており、「今週はXRP・SOL・ADAなどといった複数の仮想通貨現物ETFが申請される可能性がある」との予想も示しています。

>>ETF関連の最新ニュースはこちら


Souce:SEC提出書類
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル画像:Freepikのライセンス許諾により使用

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です