ビットバンク、投資事業子会社「Bitbank Ventures 合同会社」設立
ビットバンクが「Bitbank Ventures 合同会社」設立
国内暗号資産(仮想通貨)取引所ビットバンクが、100%子会社「Bitbank Ventures 合同会社」の設立を11月8日発表した。
同新会社は、暗号資産やブロックチェーン技術を活用するプロジェクトに対し、より本格的な投資活動をおこなう目的で設立されたとのこと。投資事業を推進することで、投資に係る意思決定の迅速化及び体制強化を進めていくと伝えられている。
なお代表社員はビットバンク株式会社となっている。
Bitbank Ventures(ビットバンクベンチャーズ)のWebサイトを確認すると、同社の投資領域は主にL1 / L2(ブロックチェーン)、infrastructure(インフラ)、AI × Crypto、Game / entertainment(ゲーム/エンターテインメント)、DeFi(分散型金融)、Web3となっている。
投資ステージは、主にプレシードからシリーズAの国内外の暗号資産に関連したプロジェクトであるという。
また投資対象は、エクイティ(株式資本)およびトークンとのこと。純投資の観点のみならず、ビットバンクグループ各事業との事業シナジーも考慮し投資先を決定するとのこと。
また投資先に提供できる付加価値として、「ビットバンク各事業との優先的な事業化検討」、「日本市場参入支援」、「国内外のパートナー紹介」が挙げられている。
なおビットバンクグループの主な事業として、取引所事業のbitbank、デジタルアセットのカストディ事業のJADAT(ジャダット)、GameFiプラットフォーム事業のFiKNOTS(ファイノッツ)がある。
ビットバンクは、2024年5月に創業から10周年を迎えている。
今年7月にビットバンクは、東京証券取引所への株式上場に向け、準備を行っていることが、同取引所を持分法適用関連会社とするミクシィがIR情報として発表している。
ミクシィの公開情報によるとビットバンクの株式上場は関係当局の承認が前提であり、上場の予定時期、市場等については未定とのこと。
また株式上場は中止に至る可能性もあると伝えられている。そのためビットバンクの株式上場については、「今後の進捗状況を踏まえ、開示すべき事由が発生した場合には適宜公表する」とのことだ。
参考:ビットバンク
画像:iStocks/Максим-Ивасюк・Thinkhubstudio
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参照元:ニュース – あたらしい経済