TON基盤ミームコインの楽園「Memelandia」登場|コミュニティ向けに様々な機能を提供

TON、ミームコインコミュニティ活性化へ新施策

メッセージングアプリ「Telegram」発のブロックチェーンプラットフォーム「The Open Network(TON)」は2024年10月5日、ミームコインのエコシステム拡大に向けて分散型スペース「Memelandia」をローンチしました。

TONはTelegram創始者によって開発されたブロックチェーンプラットフォームで、現在はTON財団が開発を行っています。プラットフォームのネイティブ通貨はトンコイン(TON)です。

「Memelandia」は、TON財団とTON Society支援のもとトンコインのコミュニティが立ち上げた分散型スペースで、ミームコイン保有者同士のコミュニケーションや取引、コラボレーションなどを可能にするプラットフォームです。

これによってミームコインの愛好家は、独自のミームコインを立ち上げたり、ミームコインの取引量などに応じた開発者バトルなどに参加できるようになります。

拡大するミームコイン市場に対応

ミームコインとは、インターネット発祥の風刺やジョーク、ユーモアなどをもとに立ち上げられた仮想通貨です。

インターネット上の特定のジョークや文化をモチーフに開発が行われ、ユーザー同士のコミュニティが活発なことや、インフルエンサーやSNSの動向によって価格が左右されることが多いのが特徴です。

TON Societyの発表によると、ミームコインの時価総額は約400億ドル(約5兆9,300億円)に達していて、今後も成長が期待されています。

TON Societyは2024年のデータを引用しつつ、年内のパフォーマンス上位にランクインしている300の仮想通貨のうち、40通貨はビットコイン(BTC)以上の成績を残していて、そのうち3分の1ほどがミームコインであることを取り上げ、そのポテンシャルの高さを強調しました。

ミームコインエコシステムのさらなる拡大狙う

「Memelandia」ではいろいろな用途に対応したスペースが開設されていて、今後も新たなスペースの立ち上げが計画されています。

Memelandia内のスペースのひとつである「Launchpad Lair」では、ユーザーが自分で新しいミームコインを立ち上げたり、取引したりできます。

近日中に開設される「Meme Mountain」では、コインの時価総額やユーザーのエンゲージメントなどをもとに、ミームコイン開発者によるミームコインバトルなどが開催されるとのことです。勝利者には賞品などの授与が計画されていると言います。

TON Societyは発表で「Memelandiaは、ミームコインユーザーのクリエイティビティに支えられながら、ミームコインが成長するためのユニークな場所をお届けしていきます」としています。

※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=148.44円)

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Souce:TON公式発表
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル画像:TON公式発表から引用

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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