暗号資産決済「Slash」、ゲーム特化ブロックチェーン「Oasys」に対応開始

スラッシュがOasysに対応開始

暗号資産(仮想通貨)決済「スラッシュペイメント(Slash Payments)」が、ゲーム特化型ブロックチェーン「Oasys(オアシス)」に対応した。同サービス提供のSlash Fintech Limited(スラッシュフィンテックリミテッド)が3月14日発表した。

これにより「スラッシュペイメント」ユーザーは、「Oasysに対応するDEX上で流動性のある暗号資産」での決済が可能となる。

また「スラッシュペイメント」導入事業者は、「Oasys」をはじめとする9種類のブロックチェーンエコシステムと連携した決済方法の多様化が実現可能になったとのこと。

なお「スラッシュペイメント」導入事業者によるOASの決済利用に関しては、別途KYB(法人確認)が必要とのことだ。

スラッシュフィンテックリミテッドでは、これまでブロックチェーンゲーム「コインムスメ(CoinMusme)」における「スラッシュペイメント」の導入やブロックチェーンゲームウォレット「フェイスウォレット(Facewallet)」への対応を通じて、国内外のブロックチェーンゲームエコシステムとの連携を推進したという。

同社によると今回「スラッシュペイメント」が「Oasys」に対応したことにより、より多くのブロックチェーンゲームユーザーが、より簡単に様々な暗号資産での決済や入金が可能になり、「スラッシュペイメント」導入事業者は、決済方法の多様化による収益性の向上やユーザーに高い利便性を提供できるとのことだ。

「スラッシュペイメント」とは

「スラッシュペイメント」は、顧客が暗号資産で決済する際に支払先が受け取り希望する暗号資産を持たなくとも、顧客自らが保有する暗号資産が決済画面において自動的にスワップされ、支払先希望の暗号資産で支払いができるサービスだ。システムがDEX(分散型取引所)ルーターと連携することで、最適なレートで暗号資産をスワップする仕組みとなっている。

ユーザーが支払いに利用できる暗号資産は「スラッシュペイメント」がサポートするブロックチェーン上で発行されている1400以上の銘柄がサポートされているとのこと。また売り上げとして暗号資産を受け取る導入店舗側はUSDT・USDC・DAI・JPYC・wETHといったステーブルコインを選択して受け取りができるようになっている。また導入店舗は、コントラクトの発行を行うだけでQRコード/APIの利用が可能となっている。

現在同サービスでは「Oasys」の他、イーサリアム(Ethereum)、BNBチェーン(BSC:BNB Smart Chain)、Polygon PoS(ポリゴンPoS)、アバランチ(Avalanche)のCチェーン、アスターネットワーク(Astar Network)、アービトラムワン(Arbitrum One)、OPメインネット(OP Mainnet)、マントルネットワーク(Mantle Network)のブロックチェーン上の暗号資産での支払いに対応している。

なおスラッシュフィンテックリミテッドでは「スラッシュペイメント」の他に、NFTに暗号資産の預入と引出ができるサービス「Slash Vaults(スラッシュボールト)」も提供している。

関連ニュース

images:iStocks/Who_I_am

参照元:ニュース – あたらしい経済

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です