ニューヨーク近代美術館(MoMa)がNFTプロジェクト「MoMA Postcard」を発表!
ニューヨーク近代美術館(MoMA)が、新たにNFTプロジェクトを発表しました。「MoMA Postcard(モマ・ポストカード)」と名付けられたこのプロジェクトは、ブロックチェーンを活用したアートの創造を促すことを目的としている。
MoMaによる「MoMA Postcard」とは
「MoMA Postcard」は、ユーザーにブロックチェーン上でのデジタルアート創作を促進する先駆的なプロジェクトです。プロジェクトの内容は、ブロックチェーンを活用して手紙を送るといったものです。具体的には、ユーザーは共同作業者に向けて、ブロックチェーン上でデジタル・チェーン・レターを送ることができます。
1枚のポストカードには15個の空白の「切手」が含まれており、15人の共同作業者が空白部分の切手をカスタマイズすることが可能です。ポストカードは1つの宛先から次の宛先へと移動し、受け取った人たちは切手を埋めていくことができます。これによって共同作業ができ、それぞれがポストカードに独自のタッチを加えることができます。また、ポストカードはテーマが異なったものが用意されており、それぞれ違ったワクワク感を提供しています。
MoMa 公式サイト:https://www.moma.org/
プロジェクト発足にあたり「First 15」シリーズを公開
MoMAは「MoMA Postcard」のリリースを記念して、「First 15(ファースト・フィフティーン)」と題したシリーズに、15人の著名なデジタルアーティストを招待しました。このシリーズでは、ドミトリー・チェルニアック氏、ケーシー・リース氏、グラント・ユン、アンナ・ルシア氏などのアーティストが、最初のポストカードの制作を任されたのです。このポストカードのデザインは先日公開され、2023年10月3日に発売開始されています。
MoMaによる関連ツイート:https://twitter.com/MuseumModernArt/status/1707807612337594651
MoMaによるNFT関連プロジェクト
MoMaがNFTプロジェクトを公開したのは、今回が初めてではありません。2021年、MoMAはデジタル・アーティストのレフィク・アナドール氏とコラボレーションし、美術館の膨大なアーカイブからインスピレーションを得たオンチェーンアート作品「Unsupervised」を制作しました。このデジタルアート作品「Unsupervised」はアナドール氏がAIを駆使して制作した作品であり、美術館に展示されています。また、来館者は来館時に、無料でNFTを受け取ることができます。
その他のアート市場におけるNFTの活用事例は以下の記事にまとめているので、ぜひご覧ください。
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参照元:NFT Media