【週間海外NFTニュース】1/16〜1/22 | これだけは押さえておきたいニュース5選
NFTに興味はあるけれど時間がなくて情報をキャッチアップしきれない。ましてや海外で発信されている外国語のニュースなんて追ってられない。そんな方に向けて、本記事では、今週1週間に海外で発信されたニュースの中からNFTメディア編集部が厳選したものをまとめて紹介します。
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初の公共メタバースプラットフォーム「Metaverse Seoul」が韓国で誕生
韓国のソウル市は、ソウル市民が仮想空間で自治体のサービスにアクセスできる公共メタバースプラットフォーム「Metaverse Seoul(メタバース・ソウル)」の一般公開を開始しました。
独自の公共メタバースプラットフォームを立ち上げた都市は、ソウル市が初です。
メタバース・ソウルは、行政の全領域(経済、文化、観光、教育、苦情など)にわたるエコシステムを、メタバースプラットフォームで実現していく画期的なプロジェクトです。
ソウル市の呉世勲市長は会見にて、「メタバース・ソウルは、時間や場所に影響されることなく、誰もが活用できる包括的な行政サービスです。そして、市民にとってこれから重要なコミュニケーションツールになることでしょう。」と述べています。
また、5年後のビジョンとして、公文書へのアクセスや免許の取得、サービスに対する苦情申し立てなどができるフルサービスのバーチャルワールドを構築することを掲げています。
今後、直接役所に出向くことが困難な高齢者が、バーチャル体験にアクセスできるようにするなど、利用者の拡大を計画しています。
今回一般公開されたメタバース・ソウルはまだ第1フェーズで、2026年までに第3フェーズまで展開されていく予定であり、市政全てのサービスをメタバースで行うほか、スマートワークシステムやXRスマートタウンなどの計画が進められています。
企業:ソウル市庁
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ドローンレーシングリーグのメタバースプロジェクト「Project Drone Galaxy」
世界最高峰のプロフェッショナルなドローンレース団体である「ドローンレーシングリーグ(Drone Racing League、DRL)」は、期待を集めるメタバースゲーム「Project Drone Galaxy」の予告映像を公開しました。
Project Drone Galaxyは2023年後半にサービスが開始されます。eスポーツゲームのアドレナリンとブロックチェーンのイノベーションを融合させた、アクション要素が満載のドローンレースゲームになるとのことです。
ゲームではドローンを制作し、Algorand上の賞品を獲得するチャンスを求めてレースに参加することになります。
ドローンレーシングリーグ(DRL)は、2015年に設立された、ニューヨークに本社を置く世界最大の専門的なドローンレース施設です。
物理的にもバーチャルにも、ドローンレース競技に革新的な技術と没入体験をもたらすことで、エンターテイメントへと導きます。ドローンパイロットたちの激しくスリルのあるレースは、ソーシャルメディアを通じて何百万人ものファンを魅了しています。
ドローンレーシングリーグのCMOであるアン・マリー・ギアヌッツォス氏は、同社がWeb3ゲームに注力し、Algorand社と提携することで「ドローンレーシングリーグはWeb3向けに作られている」と述べ、同社のドローンレースファンを興奮させるだろうとしています。
企業:Drone Racing League
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https://nftnewstoday.com/2023/01/16/trailer-of-metaverse-project-drone-galaxy/
Yuga Labs社の新ゲーム「DOOKEY DASH」のプレイ権となる 「SEWER PASS NFT」、無料配布&二次流通が開始される
Yuga Labs社が公開した新ゲーム「DOOKEY DASH」のプレイ権となる「SEWER PASS NFT」がBored Ape Yacht Club(BAYC)とMutant Ape Yacht Club(MAYC)のNFTホルダー向けに、無料配布されました。
SEWER PASSは、Bored Ape Kennel Club(BAKC)のNFTを所有しているかによって、Tier1〜Tier4までの4段階のレベルに分けられています。
Tier1:MAYC
Tier2:MAYC+BAKC
Tier3:BAYC
Tier4:BAYC+BAKC
Yuga Labs社は、セカンダリーマーケットプレイスである「LooksRare」と「NFTX」をブラックリスト化し、これらのマーケットプレイスではNFTの販売が行えなくなっています。
これは、クリエイターがより多くのフィーを得られるようにするための保護措置と考えられます。
これらのマーケットプレイスでは、「クリエイターフィー」の支払いを義務化しておらず、支払いがオプション制もしくは支払い義務無しとなっています。
そのため、SEWER PASSを管理するスマートコントラクトには、NFTの販売をクリエイターフィーを強制するマーケットプレイスだけに制限するコードが組み込まれています。
また、二次流通が開始されているマーケットプレイス「OpenSea」では2023年1月21日現在のフロア価格は1.83ETHであり、コレクションランキングのトップに君臨しています。
企業:Yuga Labs
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https://nftnewstoday.com/2023/01/20/yuga-labs-launches-pro-creators-sewer-pass-nft-collection/
ブロックチェーンゲーム「The Sandbox」、旧正月をお祝いする新イベントを開始
世界的に人気の高いブロックチェーンゲーム「The Sandbox(ザ・サンドボックス)」が、旧正月を祝した新イベントを公開しました。
The Sandbox(ザ・サンドボックス)は、共通した1つのプラットフォームであるメタバース空間を、世界中のプレイヤーとシェアしながら楽しむことができ、サンドボックスで購入・制作したLAND(土地)や施設は、改築、あるいは有料でリリースするほかに売買することが可能なゲームです。
今回の旧正月イベントは、2023年1月18日から2月28日までの期間に開催される予定であり、独自トークン200,000$SANDを山分け、Luna New Year NFTを含む限定NFTなど多くのリワードが用意されています。
さらに12種類の新たな体験として、1月18日に6つの新たなメタバース空間がリリースされ、さらに1月24日に新たに6つリリースされることが公表されています。
その他、追加で特典をゲットするには、旧正月イベントで130のクエストを完了することとに加え、サンドボックスのウェブサイトでKYCプロセス認証をする必要があると記載されています。(KYCとはアカウント認証のこと)
企業:The Sandbox
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https://register.sandbox.game/lunar-new-year
ポルシェ NFTの価格を公開、911シリーズにかけて0.911 ETHで販売
ドイツの高級自動車メーカー「ポルシェ」が初となるNFTコレクションを発表してから1ヶ月が経過し、ミント価格が公式Twitterにて公表されました。
価格はポルシェ911コレクションにちなんで、0.911ETHです。
2023年1月24日より販売開始される予定であり、時間は以下の通りです。(日本時間)
「ホワイトリスト(アローリスト)」に登録されている方
- Wave1 23:00-24:00
- Wave2 1:00-2:00
- Wave3 3:00-4:00
- Wave4 5:00-6:00
「パブリックセール」
- 6:00開始
なお、このコレクションは7,500台限定でミントされる予定です。
今回のNFTの特徴は、購入後にホルダーが、形やデザインを好みに合わせてカスタマイズできるといった点です。
特設サイトによるとカスタムのバリエーションは150,000通り以上と記載されています。
ポルシェは、独自のNFTコレクションを発表することによってデジタルコレクションを通じて高級スポーツカーの魅力を広げたいと考えています。
さらに、Discordにてコミュニティも開設されており、現実世界・デジタル世界を問わずイベントが開催される予定であり、ホルダー同士でつながる機会が用意される見込みです。
企業:ポルシェ
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最後に
この記事では、1週間の海外ニュースを厳選して紹介しました。
国内の話題も毎週まとめて紹介しているので、国内の動向が知りたい方は是非こちらもご覧ください。
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参照元:NFT Media