ドバイ不動産大手「DAMAC」仮想通貨決済に対応|BTC・ETHを受け入れ
アラブ首長国連邦(UAE)のドバイに拠点を構える大手不動産開発業者「DAMAC Properties」は2022年4月27日に、物件購入時の支払い手段として仮想通貨決済を受け入れることを発表しました。同社はビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の支払いに対応すると報告されています。
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暗号資産保有者の物件取引を円滑化
アラブ首長国連邦(UAE)のドバイに拠点を構える大手不動産開発業者「DAMAC Properties」は2022年4月27日に、物件購入時の支払い手段として仮想通貨決済を受け入れることを発表しました。
「DAMAC Properties」はアラブ首長国連邦に本社を構え、中東全域で不動産開発を手掛けている大手企業であり、UAE・サウジアラビア・カタール・ヨルダン・レバノン・イラク・モルディブ・カナダ・イギリスなどで受賞歴のある住宅・商業施設・レジャー施設を提供している他、有名なファッションブランドと提携したサービスアパートメントやヴィラなども展開しています。
今回の仮想通貨決済対応は『仮想通貨保有者の物件購入取引を円滑化すること』を目的としたものだとされており、支払いに利用可能な仮想通貨としては「ビットコイン(BTC)」と「イーサリアム(ETH)」が挙げられています。
DAMAC Propertiesは仮想通貨決済対応は「世界中の不動産投資家に利便性と柔軟性を提供する」という同社の取り組みを強化するものであると説明しており、同社の運営総責任者でありながら組織のデジタル変革イニシアティブも主導しているAli Sajwani(アリ・サジワニ)氏は今回の仮想通貨決済対応について次のようにコメントしています。
DAMAC Propertiesは、高級住宅の開発からユニークな体験の創造まで常にイノベーションの最前線にいます。仮想通貨を保有するお客様のための今回の取り組みは、新しい世代のため新しい経済を加速させるためのDAMACの取り組みの1つであり、私たちの業界の未来のためのものです。私たちのようなグローバル企業にとって進化の頂点に立ち続けることは非常に重要です。お客様に仮想通貨を用いた新たな取引手段を提供できることを嬉しく思います。
ドバイ政府は仮想通貨に優しい規制環境の構築を進めており、最近ではドバイの仮想通貨規制当局が暗号資産ライセンスを発行することを決定したことを受けてドバイに拠点を移す大手暗号資産取引所も出てきていますが、DAMAC Propertiesは仮想通貨決済などの新しい技術を採用することによって、そのようなドバイ政府の取り組みを後押ししているとも説明しています。
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