XANALIA:NFT技術導入で「Chainlink(チェーンリンク)」と提携


NOBORDER.z FZE(ノーボーダーズ)は2021年10月11日に、同社が開発するメタバース対応型NFTマーケットプレイス「XANALIA(ザナリア)」が、チェーンリンク(Chainlink/LINK)を開発している「Chainlink Labs」と提携したことを発表しました。XANALIAは今回の提携を通じて「Chainlink VRF」と呼ばれる乱数発生ソリューションを導入したため、改ざんや偏りのない完全にランダムなNFTの鋳造が可能になったと報告されています。

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乱数発生ソリューション「Chainlink VRF」を導入

NOBORDER.z FZE(ノーボーダーズ)は2021年10月11日に、同社が開発するメタバース対応型NFTマーケットプレイス「XANALIA(ザナリア)」が、チェーンリンク(Chainlink/LINK)を開発している「Chainlink Labs」と提携したことを発表しました。

XANALIA(ザナリア)は3D仮想空間のための分散型マルチチェーンNFTマーケットプレイスであり、世界的に有名なアニメーション・ゲーム・デジタルアートなどといった様々な知的財産を”デジタル著作権付きの暗号資産”に変えて、それらを活用したNFTゲームやXANALIA独自のNFTメタバース「XANA」で使用できるようにするためのユーティリティを提供しています。

ザナリアでは、純粋に偶発性に基づいた乱数抽選でNFTを発行する「NFTブラインドボックス」という新機能が提供されているものの、ユーザーに安全に偏りなくランダムにNFTを配布するためには「ユーザーが独立して監査できる安全な乱数生成器(RNG)へのアクセス」が必要であったとのことです。

現在のNFT市場で使用されている多くのRNG(乱数発生)ソリューションは開発者による操作やオラクルによる予測を完全に防ぐことが難しかったものの、XANALIAは「Chainlink Labs」が提案する改ざん防止と監査が可能なRNG(乱数発生)ソリューション「Chainlink VRF」を導入して、改ざんや偏りのない完全にランダムなNFTの鋳造を可能にしたと報告されています。

Chainlink VRFは、リクエストが行われた時点ではまだ未知のブロックデータと、オラクルノードが事前にコミットした秘密鍵を組み合わせて、乱数と暗号証明を生成する仕組みになっているとのことで、この技術を活用することによって『偶然性と予測不可能性というエキサイティングなゲーム要素を持つNFTの配布方法において、透明性と公平性がより高いレベルで保証されるようになった』と説明されています。

また、Chainlink VRFを導入することによって「NFTブラインドボックス結果がオラクル、外部のエンティティ、または内部開発者によって改ざんされたり予測されないこと」を自動的かつ公的に検証可能な証明としてユーザーに提供することが可能になったとも説明されています。

Chainlink VRFを導入して発売した第一弾目のブラインドボックスNFTコレクション「孫悟空 メタバースアバターNFT」は、2021年9月26日から実施された販売で42万7,570ドル(約5,000万円)の売り上げを記録したと報告されています。

>>「NOBORDER.z FZE」の公式発表はこちら

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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