ジャック・ドーシー氏「Twitterへのビットコイン活用」について決済発表でコメント
Twitter(ツイッター)のCEOであるジャック・ドーシー氏は2021年7月22日に開かれた「2021年第2四半期決済発表」の中で、ツイッターと株主に関連する3つの重要なキーワードとして「人工知能・分散化・ビットコイン」を挙げた上で、Twitterのサービスにビットコインを導入する計画があることを語りました。
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「BTC採用は多くのイノベーションに繋がる」と説明
Jack Dorsey(ジャック・ドーシー)氏は2021年7月22日に開かれた「ツイッターの2021年第2四半期決済発表」の中で、Twitterと株主に関連する3つの重要なトレンドとして「ビットコイン(BTC)、人工知能(AI)、分散化」を挙げました。
同氏は以前からビットコインを強く支持していることを語っていましたが、今回の報告では「Twitterのサービスにビットコインを活用する計画があること」が明かされており、人工知能・分散化・ビットコインの3つを取り入れることはツイッターのサービスをより良いものにしていく上で非常に重要であると説明がなされています。
ジャック・ドーシー氏は以前から自身が語っていた『インターネットにはネイティブ通貨が必要で、そのネイティブ通貨にはビットコインが最も適している』という考えを今回の決済発表でも繰り返し述べており、インターネット上に世界共通で使用できる統一された通貨が存在すれば、eコマースやサブスクリプション、さらにはTwitterの新機能である「Super Follows」や「Tip Jar」などの製品を今よりも遥かに速く処理することができ、世界中の全ての人々に届けることができると説明しています。
さらに同氏は『インターネット上の共通通貨が誕生すれば、ソーシャルメディアをさらに分散化してより多くの経済的なインセンティブを提供できるなど様々なイノベーションが生まれる』とも述べており、『このような理由からこれらの分野を引き続き検討して、積極的に投資することは非常に重要だと考えている』と語っています。
インターネットにネイテイブ通貨・グローバル通貨があれば「eコマース、サブスクリプション、Super Follows、Tip Jar」などの製品を今よりも遥かに速く処理することができ、市場ごとにアプローチするのではなく、地球上のすべての人にリーチすることができます。
これは、私たちの未来に大きな影響を与えるものだと思います。特に、ソーシャルメディアの分散化や経済的なインセンティブの提供を考えると、通貨以外にも多くのイノベーションが期待できると思います。このようなことから、TwitterやTwitterの株主にとって、この分野に目を向け、積極的に投資を続けることは非常に重要なことだと思っています。
このように語ったジャック・ドーシー氏は『このような考えを持っているのは私たちだけではない』として、Facebook(フェイスブック)関連で開発が進められているステーブルコイン「Diem(旧:Libra)」の名前も挙げています。
しかし同氏は使用する通貨については「ビットコイン」に焦点を当てるべきだと述べており、世界中で既に利用されているビットコインを採用すれば計画を素早く実行に移すことが可能になり、多くのイノベーション、全く新しいユースケースが開かれていくと語っています。
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