ブロックチェーン基盤のホームシェアリングサービス「Dtravel」公開|TRVL配布も予定
仮想通貨決済に対応した宿泊予約サービスを提供している「Travala.com(トラバラドットコム)」は2021年6月16日に、ブロックチェーンを基盤に構築されたコミュニティ主導の分散型ホームシェアリングサービス「Dtravel(Dトラベル)」がリリースされたことを発表しました。
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分散型ホームシェアリング「Dtravel」リリース
Travala.com(トラバラドットコム)は2021年6月16日に、ブロックチェーンを基盤に構築されたコミュニティ主導の分散型ホームシェアリングサービス「Dtravel(Dトラベル)」がリリースされたことを発表しました。
『ブロックチェーンを基盤とした世界最大のオンライン旅行代理店を構築すること』を目標に掲げている同社は、空き部屋・空きスペースを貸したい人と借りたい人を繋ぐ人気のオンラインサービス「Airbnb」との提携を試みていたものの、その交渉は実現しなかったため最終的に「Dtravel」の構築に至ったと説明されています。
Dtravelは「Travala.com」が「Airbnb」や「Expedia」の元幹部らと協力して構築しており、「Kenetic Capital、Future Perfect Ventures、DHVC、Plutus VC、GBV Capital、AU21 Capital、Shima Capital、LD Capital、NGC Ventures」などの企業や複数のエンジェル投資家からも資金を調達していると報告されています。
Dtravel(Dトラベル)とは
Dtravel(Dトラベル)は、ブロックチェーンを基盤として構築されたコミュニティ運営型のホームシェアリングサービスです。このプラットフォームは中央管理者なしで自律的に機能する「自立分散型組織(DAO)」となっており、サービス利用者は宿泊場所を貸したり・借りたりすることができるようになっています。
ネイティブトークン「TRVL」
Dtravelは、中央管理者なしの運営を実現するために、宿泊予約やガバナンスなどに利用される「TRVL」と呼ばれるネイティブトークンを「Binance SmartChain(BSC)」と「イーサリアム(Ethereum)」のネットワーク上で発行することを予定してます。
Dtravelのホスト登録を最初に行なった10万人の人々には合計3,500万ドル相当のTRVLトークンが分配されることになっており、Travala.comの独自仮想通貨「AVA」の保有者にもTRVLがエアドップ(無料配布)される予定だと報告されています。
Dtravel(Dトラベル)の特徴
Dtravel(Dトラベル)の特徴としては以下のようなものが挙げられています。
- 他のプラットフォームの仲介手数料が最大20%と高額であるのに対して、Dtravelの手数料は「7.5%」と非常に安い
- 自立分散型組織(DAO)として運営されているため、ホストとゲストの両方がDtravelの方向性・運用・ガバナンスに直接影響を与えることができる
- ビットコインなどを含めた様々な仮想通貨を決済手段として使用することができる
- トークンを使用してユーザーの経済的利益を調整する
- 最大100万ドルの資産保護をホストに提供する「保護プール」があるため、安心して利用できる
- ユーザーはホスト・ゲストを紹介したり、ユーザーサポート・コミュニティフォーラム・トラブルシューティングに参加したりすることによって「追加の収益」を得ることができる
「TRVLトークン」の詳細はまもなく発表予定
なお「TRVLトークン」の分配やエアドロップなどの詳細については今後数週間ほどで公式発表が行われる予定となっており、公式サイトでは『TRVLトークン関連の詐欺や偽情報に注意するように』と注意喚起がなされています。
Dtravel(Dトラベル)が利用可能になれば、世界中の人々が自分が所有する家やスペースを共有して利益を稼ぐことができるようになり、スペースを借りたい人も安い手数料でそれらのスペースを借りることができるようになるため、将来的には「Airbnb」などのライバルになる可能性があるとして注目が集まっています。
>>「Travala.com」の公式発表はこちら
>>「Dtravel」の公式発表はこちら
>>「Dtravel」の公式サイトはこちら
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