Gemini×マスターカード「仮想通貨報酬機能付きクレジットカード」発行へ


米国の大手暗号資産取引所「Gemini(ジェミナイ)」は2021年4月27日に、Mastercard(マスターカード)と提携して『支払い時にリアルタイムで最大3%の仮想通貨報酬を付与するクレジットカード』を2021年夏にリリースすることを発表しました。

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カード払いで「最大3%の仮想通貨報酬」を付与

Gemini(ジェミナイ)は2021年4月27日に、Mastercard(マスターカード)と提携して2021年夏に『仮想通貨報酬クレジットカード』をリリースすることを発表しました。Geminiが2021年初頭に発表した「Geminiクレジットカード」では14万人以上の事前申し込みがあったと報告されていますが、今後はマスターカードとの提携を通じてより多くの革新的な機能を提供していくと説明されています。

今回発表された「仮想通貨報酬クレジットカード」は、クレジットカードを用いた支払い時にリアルタイムで仮想通貨報酬が付与されるクレジットカードとなっており、食事では最大3%、食料品では最大2%、その他の支払いでは最大1%の報酬を得ることができるとされています。

この仮想通貨報酬機能はマスターカードに対応している店舗であればアメリカの50州全てで利用可能だとされており、カードの特徴としては以下のようなものが挙げられています。

【支払いに対して仮想通貨報酬を付与】
カード保有者は対象となる商品・サービスの支払いでカードを利用することによって「ビットコイン」または「Geminiで利用可能な30種類以上の暗号資産」のいずれかで最大3%の報酬を得ることができる。仮想通貨報酬は自動的にカード保有者のGeminiアカウントへと入金。

【リアルタイムの報酬還元】
Geminiは仮想通貨報酬をリアルタイムで付与する。一般的なカードは”月払い”で報酬を支払う仕組みを採用しているが、Geminiカードの保有者は支払い時にリアルタイムで仮想通貨報酬を受け取ることができるため、報酬を完全にコントロールできるようになり、支払い後に仮想通貨の価格が上昇すれば”価格上昇による利益”を追加で得ることができる。

【年会費なし】
Geminiカードには年会費がないため、カード所有者は報酬の全額を受け取ることができる。24時間年中無休のカスタマーサポートと組み合わせることによって、優れたカード所有体験を得ることが可能。

【セキュリティ第一のデザイン】
Geminiカードは光沢のある非接触型のメタルカード(ブラック・シルバー・ローズゴールドから選択可能)であり、セキュリティを念頭に置いて構築されている。カードには「カード所有者の名前のみ」を表示、「16桁のカード番号」などにはGeminiのWEBサイトまたはモバイルアプリから簡単にアクセスできるようになっているため、2段階認証が必要なそのほかの機密情報が保護される。

【ほぼ瞬時に利用可能】
カード発行が承認されると、カード保有者はすぐに「Geminiクレジットカード」にアクセスでき、Geminiモバイルアプリからモバイルウォレットに直接追加することによって、オンラインやアプリ内などで利用できる。カード所有者は取引履歴・残高情報・アラート・カード特典などをデジタルで管理することもで可能。

【Mastercardがもたらすメリット】
カード所有者は「DoorDash、HelloFresh、Lyft、ShopRunner」などといった一部加盟店の限定オファーにアクセスできる。Geminiクレジットカードには「Mastercard ID Theft Protection™、Zero Liability、Price Protection」などの高度なセキュリティ機能も含まれている。

仮想通貨報酬を付与するクレジットカードは米国で増えてきており、昨年12月には暗号資産貸付サービスなど提供している米国企業「BlockFi(ブロックファイ)」が、VISA(ビザ)との提携を通じて支払いごとにビットコイン報酬が還元されるクレジットカード「BlockFi Bitcoin Rewards Credit Card」を発行することを発表しています。

>>「Gemini」の公式発表はこちら

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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