Coinbase・OKCoin「XRP取引の一時停止」を発表|価格は一時22円まで急落
Ripple(リップル)社を米国証券取引委員会(SEC)が提訴したことを受けて、大手暗号資産取引所である「Coinbase(コインベース)」と「OKCoin(オーケーコイン)」が新たにXRPの取引サービスを停止することを発表しました。今回の発表を受けてXRP価格は22円付近まで急落しています。
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大手暗号資産取引所2社が「XRP取引の一時停止」を発表
米国証券取引委員会(SEC)がRipple社を提訴したことを受けて、複数の暗号資産取引所からは『XRPの取引停止』が発表されていましたが、今回は新たに大手暗号資産取引所である「Coinbase(コインベース)」と「OKCoin(オーケーコイン)」がXRPの取引サービスを停止すると報告しています。
Coinbase(コインベース)の対応について
Coinbase(コインベース)は日本時間2021年1月20日午前3時00分に同社のプラットフォームにおけるXRP取引ペア全てを一時停止すると報告しており、タイミングの変更などがあった場合にはTwitterアカウント「Coinbase Support(@CoinbaseSupport)」を通じて報告すると説明しています。
しかしながら「XRPのウォレット機能」は引き続き利用することができるため、XRPの入出金は今後も行うことが可能で、XRP保有者に対して付与される予定となっている「Sparkトークン」も予定通り付与すると説明されています。
OKCoin(オーケーコイン)の対応について
OKCoin(オーケーコイン)は日本時間2021年1月5日12時00分に米国で「XRPの現物取引・証拠金取引・入金サービス」を一時
停止すると報告しており、これらのサービスを再開する際には改めて報告すると説明されています。
また同社は「XRP/USDの証拠金取引」を行っている場合には日本時間2021年1月4日12時00分までにポジションをクローズする必要があることも説明しており、『この状況が解決するまでに時間がかかる可能性がある。立場を変える可能性があった場合には積極的にお知らせしていく』とコメントしています。
「XRP取引の一時停止」発表続く
米国証券取引委員会(SEC)がRipple社を提訴した後には続々と「XRP取引の一時停止」が発表されており、これまでには以下のような取引所やマーケットメーカーなどが「XRP取引の一時停止」を発表しています。
【暗号資産取引所】
Bitstamp・OKCoin・Coinbase・Beaxy・Cross Tower
【マーケットメーカー】
Galaxy Digital・Jump Trading・B2C2
また、今回の訴訟問題でXRPの流動性確保が困難になったことによって、日本国内の暗号資産取引所からも『XRP関連の一部サービスを停止する』といった発表が行われているため、XRPの取引を行っている方は今後の新たな発表やポジション管理などに注意を払う必要があります。
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2020年12月28日|エックスアールピー(XRP)の価格
エックスアールピー(XRP)の価格は25円まで急落した後に40円付近まで回復していたものの、今回の発表を受けて再び22円付近まで急落しており、2020年12月29日時点では「1XRP=23.89円」で取引されています。
2020年10月30日〜2020年12月29日 XRPのチャート(引用:coingecko.com)
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