大手暗号資産取引所KuCoin「Non-Fungible Token(NFT)取引サービス」提供へ


暗号資産取引所「KuCoin(クーコイン)」は2020年11月13日に、ブロックチェーンゲームなどで広く活用されている「Non-Fungible Token(NFT)の取引所」を立ち上げる計画を発表しました。KuCoinのCEOであるJohnny Lyu(ジョニー・リュー)氏は『NFT市場はまだ十分に注目されていないものの、NFTが秘めている可能性は大きい』と語っています。

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KuCoin「NFT取引所」立ち上げへ

KuCoin(クーコイン)は2020年11月13日に「Non-Fungible Token(NFT)取引所」を立ち上げてNFT市場に参入する計画を明らかにしました。2020年11月16日にはすでにNFTの入金サービスが開始されており、2020年11月20日にはNFTの出金サービスを開始、今後数ヶ月以内にはNFT取引サービスが開始される予定だと報告されています。

Non-Fungible Token(NFT)の種類は過去数年間で急速に増えてきており、『デジタル作品やコンテンツをユーザー間で自由に取引・売買することができる』として現在はブロックチェーンゲームアート・コレクショングッズなどといった様々な分野でNFTが発行されています。

NFTデータ分析サイトである「NonFungible.com」のレポートによると『2020年上半期のNFT取引量は前年比でほぼ300%増加して2億3,000万ドル(約240億円)に急増、アクティブユーザー数は5.7%増加して78,881人に達した』と報告されているため、今後もNFT市場はさらに大きく成長していくことになると予想されます。

Non-Fungible Token(NFT)の可能性を評価

KuCoinのCEOであるJohnny Lyu(ジョニー・リュー)氏は『KuCoinはNFT市場に細心の注意を払っている』と述べており、『現時点でNFTは十分に市場の注目を集めていないものの、NFTが秘めた可能性は大きい』と語っています。

KuCoinはNFT市場に細心の注意を払っています。現時点でNFTは市場の注目を十分には集めていませんが、NFTが秘めている可能性は大きいです。NFTは保険・債券・オプション・その他の分野で幅広く活用できる可能性を秘めており、ブロックチェーン上に仮想現実世界を作り出すことも可能となっています。

私たちはこのようなことを考慮して、NFT投資へのユーザー参加を促進するためにNFT取引所を立ち上げることにしました。また私たちは「Dego.Finance」の開発を支援するために100,000KCSも寄付しています。将来的にNFT分野が直面している問題を解決して、豊かなNFTの世界を構築するためにさらに努力していきます。

NFTをユーザー間で取引することができる「NFTマーケットプレイス」のサービスは日本国内でも提供されていますが、「KuCoin」のような大手暗号資産取引所が「NFT取引所」の提供を開始することによって、今後は世界中でNFT取引が活発化し、業界全体の更なる成長につながると期待されます。

また、日本の大手暗号資産取引所「Coinchecck(コインチェック)」も今年8月時点で『2020年度内に”NFTマーケットプレイス”を立ち上げる』と発表しているため、コインチェックの新たな発表にも注目です。

>>「KuCoin」の公式発表はこちら

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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