強気市場のビットコイン(BTC)、クジラの参入で一時的な下落の可能性

強気市場のビットコイン(BTC)、クジラの参入で一時的な下落の可能性

仮想通貨市場に再びクジラの影

日本時間の22日深夜、ビットコイン価格の値上がりは13,200ドル(約138万円)の手前でわずかに失速して13,000ドル(約136万円)を割りましたが、強気市場の勢いから、すぐに回復すると思われます。この市場の動きは印象的ですが、クジラによって売り圧力がかかり、ビットコインは一時的に短期の安売り状態に入る可能性が示唆されています。

クジラによる暗号資産(仮想通貨)取引所への資産流入が観測され、この動きは資産を売りに出す準備だという意見も出ています。今後数日のうちに、これがビットコインに対する圧力になるかもしれません。

ただしビットコインが12,000ドル(約125万5,000円)未満のサポートにまで割り込まなければ、強気市場の構造に大きなダメージを与えることはないと考えられています。

13,000ドル台は維持の傾向

日本時間の23日午前10時頃には、ビットコインの1%以上が直近の価格12,940ドル(約135万3,600円)で取引されており、過去12時間はこの価格帯での取引が続いています。

22日の深夜に、12,000ドル台に押し戻す動きが出る前まで、13,200ドルの高値で推移していました。それ以降は13,000ドル台を維持しようとする決定的な要素を探しながら、揉み合いの状態が続いています。高値に反発する安売りの動きがなければ、市場は強気のままで、再び13,000ドルを突破するのは時間の問題でしょう。

クジラが取引所への送金を開始

韓国のブロックチェーン分析企業クリプトクアント(CryptQuant)社最高経営責任者(CEO)であるキ・ユン・ジュ(Ki Young Ju)氏は、クジラが自らの資産をコールドウォレットから取引所に移動し始めたことを説明しました。

キ氏はtwitterで、「ビットコイン・クジラは取引所に資産を移しており、短期的に値下がりが起こる可能性がある。全取引所の24時間以内における流入の平均は危険域を超えているが、クジラによる取引がまだ少ないため、強気市場は今後も続くだろう」と述べています。

クジラからの売り圧力に買い手がどう反応するかによって、今後の市場トレンドの動向にさまざまな憶測を呼ぶかもしれません。

ビットコイン(BTC)の価格・相場・チャート

参考
Exchange Inflows from Bitcoin Whales Spike as Analysts Expect Selloff

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参照元:CoinChoice

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