コカ・コーラ・アマティル:仮想通貨決済サービスの「Centrapay」に投資


デジタル資産決済プラットフォームである「Centrapay(セントラペイ)」は2020年9月3日に、アジア太平洋地域最大のボトラー「Coca-Cola Amatil(コカ・コーラ・アマティル)」の企業向けベンチャープラットフォームである「Amatil X」から少額投資を受けたことを発表しました。「Centrapay」と「Coca-Cola Amatil」は”仮想通貨決済可能な自動販売機”をすでに2,000台以上も展開しています。

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仮想通貨決済サービスを提供する「Centrapay」に投資

Centrapay(セントラペイ)はニュージーランドを拠点とするデジタル資産決済プラットフォームであり、デジタル資産を日常生活で使用できるようにするために消費者と販売者を繋ぐための技術を提供しています。

同社は2020年6月に、Coca-Cola(コカ・コーラ)製品の瓶詰めや販売を手掛けているアジア太平洋地域最大のボトラーである「Coca-Cola Amatil(コカ・コーラ・アマティル)」との提携を通じて、オーストラリアニュージーランドにある2,000台以上の自動販売機で仮想通貨決済を導入していましたが、今回の発表では同社がシード資金調達ラウンドの一環としてスタートアップ企業の成長を支援するベンチャーキャピタル「Amatil X」から少額投資を受けたことが報告されています。

Centrapayは「仮想通貨・デジタル資産決済、非接触型の法定通貨決済、電子決済ギフトカード、交換券」などといった、様々な決済手段を商人に提供することに焦点を当てた取り組みを進めており、消費者に人々には「Centrapay Wallet(セントラペイ・ウォレット)」を使用してテキストメッセージを送信するのと同じくらい簡単に法定通貨やその他のサポートされている通貨を送金できるサービスを提供しています。

また「Coca-Cola Amatil」と「Centrapay」が協力して提供している”自動販売機での仮想通貨決済サービス”では、100種類以上の暗号資産に対応した仮想通貨ウォレットアプリ「Sylo Smart Wallet(サイロ・スマートウォレット)」を利用することによって、QRコードをスキャンするだけで簡単にビットコインなどの暗号資産を用いた支払いを行うことができるようになっています。

CentrapayのCEOであるJerome Faury(ジェローム・フェイリー)氏は『CentrapayとCoca-Cola Amatilは、ビジネス価値を高めながら消費者のプライバシーとデータ所有権を保護することに尽力している』と述べており、『Coca-Cola AmatilがAmatil Xを通じてCentrapayに投資したという事実は、同社が価値交換の新しい方法を顧客に提供したいと心から望んでいることを示している』と語っています。

「Sylo Smart Wallet」を通じて仮想通貨決済が可能な自販機は、すでにオーストラリアとニュージーランドで2,000台以上設置されていると報告されていますが、今後のさらなる対応自販機拡大にも期待が高まります。

>>「Centrapay」の公式発表はこちら

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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