CoinbaseがTezosステーキングサービスの提供範囲を拡大
2020-06-01
CoinbaseがTezosステーキングサービスの提供範囲を拡大
米暗号資産(仮想通貨)取引所Coinbaseが、イギリス・フランス・スペイン・オランダの4か国でTezosのステーキングサービスの提供を開始したことを5月29日発表した。
Tezosのステーキングサービスとは、Coinbaseが全ユーザーを代表してTezosネットワークでステーキングを行い、そこで得られた報酬を各アカウントに分配するというサービス。該当国のCoinbaseユーザーは自分のCoinbaseアカウントにTezosを保持していれば定期的にこのステーキング報酬を手に入れることができるようになる。
リリースによると既存のステーキングサービスは煩雑でリスクを伴うものが多いが、Coinbaseは安全で簡単にTezosネットワークへ参加できる方法を提供するとのことだ。
このステーキングサービスはCoinbaseでTezosを買うか、CoinbaseアカウントにTezosを転送することで開始することができ、35~40日間の最低保持期間を満たせば、以降3日ごとに報酬が振り込まれる。Tezosネットワークへの参加者の数にもよるが、年間で5%程度のリターンが見込めるとのことだ。
なおステーキングによる報酬は、Coinbaseのアプリにてリアルタイムで確認可能である。
編集部のコメント
今回のニュース以前でのCoinbaseのTezosステーキングサービス提供は、2019年11月からアメリカで開始していました。サービス開始から現在までのステーキング報酬の総額は200万ドルに上るとのことです。
コメント:小俣淳平(あたらしい経済)
(images:antoniokhr,liuzishan)
参照元:ニュース – あたらしい経済