7月FOMCの利下げ織り込み度は100%。 米国債利回り低下でドル/円は下落継続!

■7月FOMCでの利下げへの道筋がより明確に みなさん、こんにちは。
 日本時間6月20日(木)未明に開催されたFOMC(米連邦公開市場委員会)は、マーケットのコンセンサスどおり、政策金利は据え置き。
(出所:Bloombergのデータを基にザイFX!編集部が作成)
 そして声明文では、「辛抱強い(Patient)」という文言は削除され、「適切(Appropriate)に行動する」と明記されました。つまり、次回のFOMCでの利下げへの道筋が、より明確に。
 米金利先物市場では、次回のFOMC(7月30日~31日)の利下げ織り込み度は100%に。
 米国債利回りは、短期物を中心に大幅に低下しました。
米2年物国債利回り 日足(出所:Bloomberg)
 呼応して、米国株は3日続伸。
NYダウ 日足(出所:Bloomberg)
 米ドルは、全面安。
 過去数日、米ドル/円のサポートとして機能していた108.00円の巨大なオプションが6月18日(火)に消滅したことも加わり、米ドル/円は108.00円をブレイク。本稿執筆時点では、一時107.55円まで下落しています。
米ドル/円 1時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 1時間足)
 今現在、米国の景気は急激に失速して…

参照元:ザイFX! 西原宏一の「ヘッジファンドの思惑」

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