株高・円安が続く市場動向とは裏腹に、企業の景況感がさえない。日銀が1日に発表した9月短観では、大企業・製造業の業況判断DIが3四半期連続で、同非製造業は2年ぶりに悪化した。米中貿易摩擦など保護主義的な通商政策の強まりが、企業心理に暗い影を落としつつある。日銀は10月末に公表する新たな「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」に向け、貿易問題の影響について分析を深めていく考えだ。 参照元:ロイター: トップニュース