リトアニア、ラトビア、エストニアのバルト３国は１５日、３国間の国境封鎖を解除した。新型コロナウイルス感染拡大の打撃を受けた経済の回復に向け、欧州連合（ＥＵ）内でいち早く渡航規制解除に乗り出した。

英オックスフォード大学が開発を進めている新型コロナウイルスのワクチンが、６匹のサルを対象にした試験で有効性を示し、これを受けて臨床試験が先月末から始まっている。

日産自動車は１５日、生産体制に関する一部報道について、「現在、中期計画の見直しの詰めを行っている段階で、最終決定したものはない」とのコメントを発表した。

ここ数週間、フィリピンのマニラ湾は世界最大の「駐船場」になっている。停泊しているのは大量のクルーズ船。客は一人も乗っていない。

関係筋によると、半導体受託生産世界最大手の台湾積体電路製造（ＴＳＭＣ）は、約１２０億ドルを投じ米アリゾナ州に最先端の半導体工場を建設する計画。早ければ１４日にも発表する。

日本マクドナルドは１４日、緊急事態宣言の解除が決まった３９県について、店内での飲食を１５日から順次開始すると発表した。

シェアオフィス大手ウィーワークの親会社、米ウィーカンパニーのキンバリー・ロス最高財務責任者（ＣＦＯ）は１４日、社員あての電子メールで、第１・四半期のキャッシュバーン（現金消費）が前期比６０％改善し、四半期として初めて売上高が１０億ドルを超えたと明らかにした。 一方、収益性には言及しなかった。同社は赤字が続いている。

きょうの東京株式市場で日経平均株価は、反発が想定されている。オーバーナイトの米国株市場で主要３指数が反発した流れを引き継ぎ、２万円台を回復するとみられている。国内では企業の決算発表がピークを迎える中、内容を確認しながら個別に物色する動きとなりそうだ。

日産自動車は１４日、北米事業のトップを務めるホセ・バルス副社長（北米日産社長）が一身上の都合で６月１５日付で退任すると発表した。今後は北米日産のジェレミー・パパン氏が同事業を率いる。

米ダラス地区連銀のカプラン総裁は１４日、新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるため活動が一時停止された米経済について、再開は必要だが、国民が安心して従事できるよう検査などの体制を十分に整え、段階的に行うべきとの考えを示した。