共同通信などによると、安倍晋三首相は自民党の二階幹事長との会談で、検察庁法改正案について、国民の理解なしに前に進めることはできないとして、今国会での成立を見送る方針を確認した。

ソフトバンクグループ（ＳＢＧ）が１８日に発表した２０２０年３月期の連結純損益（国際会計基準）は９６１５億円の赤字だった。前期の１兆４１１１億円の黒字から２．４兆円悪化した。投資先企業の評価引き下げで損失が膨らんだ。赤字は１５年ぶりで、赤字額は過去最大。

欧州中央銀行（ＥＣＢ）のレーン専務理事兼主任エコノミストはスペインのエル・パイス紙に対し、ユーロ圏経済が新型コロナウイルスの感染拡大前の水準を回復するのは早くても来年以降になるだろうとの見通しを示した。

タイ政府は国営のタイ国際航空について、当初予定していた救済計画を撤回し、破産法に基づく会社更生手続きの申請を計画している。政府報道官が１８日、ロイターに明らかにした。

ＳＵＢＡＲＵの細谷和男副社長は１８日、２０２０年３月期決算の電話会見で、新型コロナウイルス感染拡大の影響により日本と米国で実施している減産の規模について１５万台を超えるとの見通しを明らかにした。

ウォール・ストリート・ジャーナル電子版は１８日、関係筋の話として、ソフトバンクグループ（ＳＢＧ）が保有する米携帯電話サービス大手ＴモバイルＵＳ株の大部分を支配株主の独通信大手ドイツテレコムに売却する協議を進めていると報じた。

欧州議会最大会派で中道右派の欧州人民党（ＥＰＰ）のトップを務めるウェーバー議員は１７日、欧州連合（ＥＵ）は新型コロナウイルスの域内企業への悪影響に配慮し、中国勢による域内企業の買収を１年間禁止すべきとの考えを示した。

中国国家統計局が発表したデータに基づきロイターが算出した４月の主要７０都市の新築住宅価格は前月比０．５％上昇した。上昇率は前月の０．１％をやや上回り、昨年１０月以来の高水準を記録した。

中国の鍾山商務相は１８日、記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大で世界の需要は大幅に落ち込んでおり、中国の貿易は前例のない試練に直面しているとの見解を示した。

ＳＵＢＡＲＵが１８日発表した２０２０年３月期（前期）決算（国際会計基準）では、当期利益が前の期に比べ７．９％増の１５２５億円だった。新型コロナウイルス感染拡大で事業活動に大きな影響が出ており、今後の資金需要など総合的に勘案し、期末配当は従来予想の１株当たり７２円から２８円に下げた。